私がインターンをする理由
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最終更新:2021/06/26
はじめまして、明海大学外国語学部4年の杉原優花と申します。大学では言語心理学ゼミに所属しており、22年新卒として就職活動をしています。私は3年の7月頃に就職活動をはじめました。人見知りで内向的な性格の私は、これまで選考があるインターンシップを避け、選考なくはじめられるインターンシップにばかり参加していました。今回はそんな私が、選考のあるプラスカラーのインターンシップにチャレンジした経緯をお話しします。避けては通れない【選考】という壁を目の前にした、就活生の皆さんに「チャレンジしてみよう」と思ってもらえたら嬉しいです。
急に始まった就職活動
3年の7月頃に就職活動を開始したとお伝えしましたが、元々は冬からスタートする予定でした。というのも3年の4月から9か月間、カナダへ長期留学に行くことが決まっていたからです。しかし、新型コロナウイルスの影響で足止め状態に。9月からは行けるかもしれないという話もありましたが、状況がすぐに好転する兆しがなかったため、泣く泣く断念することになりました。当時の私は「留学に行けない」というショックが大きく、なかなか気持ちの切り替えができずにいました。そんな中、大学の就活コーチとのグループ面談で、先輩方の就職活動状況を聞く機会があり、厳しい現実を目の当たりにすることになったのです。それは、就職が無事に決まった人は45%に止まっており、志望業界を変えなくてはいけない人もいるという、コロナ禍の就職活動の厳しい現実。新型コロナウイルスがすぐには収束しないだろうと思っていた私は、焦りと不安を感じ、ようやく本気で就職活動をはじめました。
インターンシップに立ちはだかる「選考の壁」
まずはインターンシップに参加してみようと「マイナビ」などの就活情報サイトで検索を開始しました。たくさん表示されるインターンシップの中には「選考あり」の文字もちらほら。しかし、前述の通り内向的な私は、「どうせ落ちるだろう」「面接は苦手だし」とあれこれ言い訳を作って避け続けてきました。しかし、選考がないという理由で参加したオンラインの1dayインターンシップでは、業務というよりグループワークや企業研究に終始。そんなインターンシップに違和感を感じていました。就職活動が本格的に進み出した頃、自分では見つけられていない企業と出会うきっかけが欲しいと思いオファー型サイト「キミスカ」に登録しました。そこで、プラスカラーからスカウトメールが届きます。”実践型インターンシップ”という一文にとても惹かれ説明会に参加すると、思った通り、私が求めていた実務経験のできるインターンシップです。絶対参加したい!と思った私の目の前に、再び「選考あり」の壁が立ちはだかりました。
48回分の撮り直し。それでも絶対参加したい。
プラスカラーの説明会に参加後、選考についてのメールを見て私は一瞬固まりました。エントリーシートや適性検査などは覚悟していましたが、「5分間のピッチ動画」を提出するというのは全くの想定外でした。「どうしよう・・・」と再び参加の意思が揺れたものの、今回ばかりはこの実務インターンシップにどうしても参加したいという気持ちが強く、チャレンジすることを決めました。原稿を書き、撮り直しを何度も繰り返し、動画が完成したとき、48個もの撮り直した動画がスマートフォンの中にありました。その中から自分が一番納得のできるピッチ動画とエントリーシートを提出したのです。プラスカラーのインターンシップも、オンラインであることは他の企業と同じです。しかし、今回は実践型であり、学ぶことのできる内容や深さは全く異なります。今までのオンラインインターンシップでは、企業の雰囲気や自分が働く姿をイメージすることが、どうしてもできませんでした。はじめての実践型インターンシップとなるプラスカラーでは、実際に働くイメージがつくのではと期待で胸がいっぱいでした。
ドキドキの選考結果。インターンシップへの参加が決定
エントリーを提出した後も、選考結果が分かるまではとても不安な日々でした。なぜなら、選考のあるインターンシップへの参加がはじめてだったこと、その上はじめて提出した5分間ピッチ動画は「あれで良かったのだろうか」と、不安がぐるぐると渦巻いていたからです。待ちに待った結果は、補欠合格。最初に見たときは頭の中に「?」が広がり、参加できるのだろうかと心配になりましたが、メールを読み進めていくうちに参加できるとわかりとても安堵したことを覚えています。スカウトメールが届いた時の私は、自信が持てず応募を迷いましたが、あの時諦めずに行動できて良かったと思っています。「結果を出したい。失敗したくない。」と、みんな思います。でも失敗を恐れてチャレンジせずに諦めることは、自分にとってプラスには絶対なりません。就職活動に限らず、昨日より少しでも素晴らしい自分に成長するためにも行動することはとても大切だと思います。と言っている私も挑戦する前に一度立ち止まってしまうこともありますが、成長するチャンスだと思い行動します。
選考型インターンシップへの参加をためらっているみなさんへ。まず行動してみるということが大切だと思います。自分に自信がなく選考型インターンシップを避けてきた私ですが、思い切って行動したことでプラスカラーのインターンシップという機会を得ることができました。チャレンジすることは勇気がいると思います。私もそうです。でも、やらずに後悔はしたくありません。この記事が、私と同じように選考を避けている就活生がチャレンジするきっかけになれば嬉しいです。