土手優璃_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】自分自身にまでやりたいことに嘘をついていた私がたどり着いた先

  • 最終更新:2021/08/16

    はじめまして。近畿大学経営学部4年生の土手優璃と申します。現在22年卒として就職活動をしています。今の大学に入学した理由は、観光を学ぶことができる大学だったからです。私は小学6年生のときにキッザニアでホテルの仕事を体験して以来、ずっとホテルに就職しようと心に決めていました。しかし、就職活動をする時期が迫ってはじめて自分自身のやりたいことに嘘をついていたことに気がつきました。「将来何になりたいのか」ということを考えるのが嫌で、自分自身にまで嘘をつき続けていたのです。そんな私がどのようにしてプラスカラーと出会い、今記事を書くまでに至ったのか、経緯をお話したいと思います。インターンに参加するか迷われている方が、何か一つでも参考になれば嬉しいです。

    遅すぎたやりたいことの発見と絶望

    私が就職活動をはじめたのは2年生の冬ごろです。読んでいる方は早い方だと思われるかもしれませんが、はじめたといっても何をすればいいのかわからなかったので、とりあえず取り組んだのは自己分析でした。その分析を進めるうちに、自分が本当にやりたいことは「ホテルに就職することではない」と気づいてしまったのです。コロナ禍でホテルに就職するのは難しいとわかった時に、自分でも驚くほど簡単に諦めることができたのがその証拠です。「自分が本当にやりたいことは何なのか」ということに改めて向き合い、掘り下げた結果、私がやりたいことは「自分のアイデアを形にして誰かの役に立つこと」だと結論が出ます。そしてその目標を実現できるのは企画職であると考え、企画系の職種を中心に応募。しかし結果は惨敗でした。企画職はもともと人気である上に、コロナの影響により募集人数は減少。その時私は痛感しました。自分が企業にとってどれだけ価値があるかを説明できなければいけない。そうでなければどれだけ熱い想いを伝えても勝ちとることはできないのだ、と。しかし、本当の目標をつい最近になって定めた私には、自分を雇う価値があると証明できるものは何もなく、絶望しました。

    先が見えない中での出会い

    これからどうすればいいのかと途方に暮れていた時、プラスカラーから一通のオファーが届きます。そのメールに書かれた会社概要を読み、今までにない働き方に度肝を抜かれました。それと同時に、私の中には「就職は正社員」であることや、「職種は企画職」であることなど、多くの固定観念が存在していることに気づかされたのです。もっとプラスカラーという会社を知りたいと、私は説明会に参加してみることに。参加して思ったことが2つあります。1つ目は、プラスカラーでなら私のやりたいことが実現できるかもしれないということ。2つ目は、固定観念に囚われているのは実は私だけではなく、多くの企業や就職活動をする人たちも囚われているということです。今までは「自分のアイデアを形にして誰かの役に立つこと」を実現したいと思っていましたが、それに加えて「社会の固定観念もなくしていきたい」という新たなやりたいことも見つかりました。説明会に参加したことでプラスカラーにより興味が湧いたのは確かでした。しかし企画職への応募で惨敗して自分に自信が持てなくなっていた私は、まず広報・PRに特化した実践型WEBスクールの「アドレカレッジ」に参加してみることにしました。

    自分のなかで見つけた、3つのやりたいこと

    アドレカレッジでは記事執筆プログラムを選択。私は高校生時代に音楽が未経験の状態で吹奏楽部に入部し挑戦したことについて書くことにしました。ことの発端は、音楽について全く知識がないのにも関わらず、「感動した」という理由だけで入部を決めるという無謀なスタートからはじまります。その上、部員のほとんどが楽器経験者であり入部した時点ですでに差が開いているという最悪の状況でした。しかし他の部員の2倍練習時間をかけ自分なりに練習方法を工夫することで府大会に出場するまでに成長。その挑戦した日々を改めて見つめたことで、ゼロから新しいことに挑んだことや、成長の過程と得られた成果、それら全てが今の自分にとって価値のあるものなのだと感じることができました。挑戦することの大切さと価値を思い出し、これからの人生においても挑戦していきたい、悔いのない人生にしたいと思えるまでになったのです。アドカレッジに参加したことで、私がやりたいことは3つになりました。「自分のアイデアを形にして誰かの役に立つこと」「社会の固定観念もなくしていく」「これからの人生に挑戦し続ける」。これらを自分の中で明確にすることができました。

    応募に決意するも、現れた難関の壁

    アドカレッジに参加後、インターンシップに応募することを決意。参加前は自分に自信が持てずにいましたが、自分が何をしたいのかが明確になったことで自然と自信が湧いてきました。しかし決意はしたものの、問題は選考に提出する5分間のピッチ動画。自分の考えや想いを動画に撮るのはもちろん初めてのことです。とても戸惑いましたが、後悔をしないよう思っていることを正直に全部伝えよう、そう思いました。自分の気が済むまで何度も何度も撮り直し。最初は慣れない緊張感から言葉が詰まり、撮ってはすぐに止めるの連続でしたが、何度も繰り返すうちに、スムーズに緊張せず話せるようになっていました。ただ話しているだけだと動画を見る人がわかりづらいかもしれないと考え、動画編集にも挑戦してみることに。何の話をしているのかわかるよう、話している内容をテロップで入れてみました。この工夫の末、インターンシップに参加できると知ったときは、自分の思っていることを伝えられたことが心から嬉しかったです。また、作っている時は緊張していたこの動画作りの経験も、私にとって価値のあるものになりました。

    私のように自分の本当にやりたいことについ最近気付いたという人もいるかもしれません。しかしまだまだ人生は長く、いくらでもやり直しはできると思っています。遅いということはないので、インターンシップに参加するかどうか迷っている人も自分の正直な気持ちに従って挑戦してみて欲しいです。