芳賀夏輝_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】 働く理由はお金だけ?自分なりの「理由」を探したい

  • 最終更新:2021/09/05

    はじめまして。産業能率大学経営学部の芳賀夏輝(はがなつき)と申します。マーケティング学科の在籍で、24年卒で就職活動を進めています。希望業界は、出版業界またはマーケティング・リサーチ業界。今回、大学2年の夏休みを利用して参加するプラスカラーのインターンシップは、私にとって初めての就職活動の機会です。2年生でのインターンシップ参加と聞くと、「早いんじゃない?」と感じる方も多いかと思います。実際、数カ月前までの私もそう思っていました。この記事では、そんな私が2年の今 インターンシップに参加しようと思ったのはなぜか?その理由をお話しさせていただきます。これをきっかけに、インターンシップはまだ早いと思っている方にも興味を持っていただけると幸いです。

    急激に感じた不安、「とりあえず」でインターンシップを検討

    私が就職活動に関してずっと思い続けていたのが「絶対に失敗したくない」ということ。昔からプライドが高かったため、就職浪人はもちろんのこと、大学3年次中には事実上の内定がもらえたら、なんて漠然と考えていました。ここだけ聞くと意識が高いように見えますが、高い理想を抱いていながら当時の私はほとんど何もしていませんでした。大学1年の冬に希望業界がざっくりと決まり、就活サイトに登録するも、そこで満足。大口を叩いて何もしていない、今思えば恥ずかしくて仕方がないような状況でした。そんな中、社会情勢を冷静に考えた時、急に大きな不安に襲われます。度重なる緊急事態宣言や、一向に減らない感染者数。コロナウイルスによる影響が私たちの就職時期まで残っているかもしれないというその不安は、私の就職活動に対する姿勢を改めさせました。駆り立てられた私は、インターンシップへの参加を検討。大学のキャリアセンターなども活用し、少しでも優位に立てないか、模索する日々が始まりました。しかし、多くの会社のインターンシップは、大学3年生からの参加のみ。早く経験を積みたいと迅る気持ちとは裏腹に、経験の場がなく、不安は募るばかりでした。

    2年生でも参加できるインターンシップ!それでも迷ってしまった訳…。

    そんな中、キャリアセンターの紹介で、学校が斡旋するインターンシップの存在を知りました。そのインターンシップは講義として履修するもので、事前授業・インターンシップ実習・事後授業に参加することで一定の単位を得られます。一度は経験してみたいと考えていたインターンシップに参加することができる上に、単位まで取得できるこの機会を、活かさない手はありません。しかし、すぐには参加を決断できずにいました。理由は、就職活動の重要性を頭では理解していながらも、大学2年の夏を犠牲にすることに踏ん切りがつかなかったからです。「3年の夏からは嫌でも就職活動をするんだし、今年くらい遊びたいよね」友人たちとの何気ない会話で出た、そんな言葉が頭をぐるぐると回っていました。さらに同じタイミングで、関わりのある先輩が就職活動でひどく疲れている姿を目撃。「あんなに大変なのか…」と衝撃を受けた私は、わざわざ面倒なことを今からやらなくても良いのではないかと思ってしまったのです。「将来への準備」と「今」と、その間で決断には至らず、しばし検討という形で就職活動やインターンシップのことを考えないようにしていました。

    ウィズコロナの生活で明らかになった、私の働く理由。こんな理由じゃダメだ!

    そんな風に一度は逃げたものの、結局私はインターンシップへの応募を決意します。なぜなら、私にとっての「働く理由」を見つけたいと思ったからです。私はコロナウイルス流行前まで、アルバイトに人一倍精を出していました。時給1000円程の飲食店を掛け持ちして月10万円近く稼ぐ月もあったほどで、収入は趣味や遊びに思いっきり使っていました。しかし、コロナウイルスの流行により、私の趣味や遊びが大幅に制限された結果、働くモチベーションはなくなり、月の収入は2万円以下に落ち込んでいました。そんなこれまでの日々を振り返り、私は気づきました。「私が働く理由は”お金”しかないのではないか。このままでは、ウィズコロナの時代にモチベーションを維持できず働けなくなってしまうのではないか。」私は改めて自分が働く理由を見つけるため、インターンシップへの応募を決めたのです。プラスカラーへの応募を決めたのは、希望職種であるマーケティングを扱っていたから。加えて、女性の活躍について強く考えられており、ビジョンも明確だったため、働く理由を見つけられていない自分の状況を打開する良いヒントを得られるのではないかとも考えたからです。

    緊張感と楽しみと。チャンスを絶対に活かしたい。

    そんな葛藤を経て、大学での選考に通り、インターンシップへの参加が決定。まずはひと安心。率直に嬉しいと感じました。しかし、同時に感じたのは緊張感。会社の一員として責任のある立場になるのは初めてだからこそ、自分にできるのかと心配もしています。それでも、これまで自分の学んだ知識を活かすことができるチャンスを得られたことは、やっぱり楽しみでもあります。特に、大学で学んでいるマーケティングは、自分で考えることはできても、実践する機会はめったにありません。1年半の大学生活でたくさんの知識を身につけてきたからこそ、少しでも活かしていけるように頑張りたいです。インターンシップという機会に触れることで、「働く理由」を知りたいと思うことができ、就職活動についてより具体的に考えることができるようになりました。私なりの「働く理由」はなんなのか。10日間のインターンシップで絶対に見つけたいと思っています。

    インターンシップというのは、会社の一員という役割の体験ができる場所。半端な気持ちで応募することは良くないですが、少しでもやってみたいと思うのであれば、絶対にやってみるべきです!応募のプロセスだけでも、自分にとって成長するチャンスになります。インターンシップをきっかけに自分と向き合うことができた私の体験談が、皆さんの後押しになると嬉しいです。