私がインターンをする理由
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最終更新:2021/11/25
はじめまして、東海大学教養学部3年の打越陽佑と申します。23年卒として就職活動をしております。
大学生活は、子どもの貧困問題の改善に時間を費やしてきました。カンボジアへ渡航して英語教育を推進したり、フィリピンへ赴き貧困問題改善の具体策を提案したりしました。そして現在は、就職活動の傍ら母子生活支援施設という母子家庭の生活を支える福祉施設でボランティア活動中。男性ではありますが、子どもへの想いは人並み以上に強いと自負しております!自己紹介が長くなりましたが、ここでは「私=子どもの貧困問題」と覚えていただけましたら幸いです。さて、ここからが本題ですが、貧困問題に貢献したいと切実に思う私がなぜ今プラスカラーでインターンシップをしているのでしょうか。
社会貢献と仕事を両立することはできる?現役ボランティアスタッフの葛藤
就職活動をはじめたきっかけは、5歳上の先輩の言葉でした。「人と違うことをやれ。周りの人と同じ時期に同じようなことをしていたら就職活動で苦労する」というのを聞いて、即座に就職活動を開始。学生生活の経験を活かしたくて、子どもの貧困問題に貢献できる職業を探しましたが、二度の渡航やボランティア活動の経験から”貧困の予防”に着目していた私は、自分が持っている課題感と一致する仕事を見つけることができませんでした。
この結果をもとに、そもそも貧困問題とは何か、問題の何を解決したいのかを深堀りすることにしました。そうして見つけたのは、女性に雇用を提供したい、女性のキャリアアップを支援したいという答えでした。専業主婦をしていた女性が、やむを得ない理由で離婚をしてしまい、突如自身でお金を稼がなければいけなくなるというケースがありますが、そのような場合、多くが非正規雇用として雇われ、厳しい環境下で育児と労働をしなければなりません。これが日本の貧困問題の川上にあると考えました。
プラスカラーの3つの取り組みが実現の鍵
女性の雇用問題に課題を再設定した私は、人材業界を中心に就職活動をはじめました。様々な企業の説明会やインターンシップに参加しましたが、私が思い描いているような女性のキャリアアップを支援している会社と出会うことはできませんでした。同一労働同一賃金はどうなっているのだろうか、女性はスキルアップが望めないのだろうか…と一種の不満のような感情を抱えている時にお声がけいただいたのがプラスカラーでした。
プラスカラーの取り組みは主に3つあります。職種型採用によって雇用を提供すること、育児と仕事を両立する女性をロールモデルとして提示すること、広報の学校を通してキャリアアップを支援することです。人材業を営む会社のお話を聞いてきて、これらの3つを同時に行っている会社はプラスカラーだけ。他の会社にはないプラスカラーならではの特徴に惹かれて、インターンシップへの参加を決意しました。それはもちろん、業務を通じて女性の雇用問題に貢献したかったからです。
あなたならどうする?賭けの一手で掴んだ合格
プラスカラーのインターンシップの選考は、ピッチ動画とエントリーシートで行われました。それまでにエントリーシートを作成した経験はありましたが、ピッチ動画を作成するのははじめての取り組みでした。そもそも「ピッチ動画とは…?」と思いましたが、5分で志望動機を話す必要があるという条件を頼りに構成を練りました。
なんとか4日間のトライアル期間があるインターンシップに参加できる補欠合格を勝ち取ることができました。もしかしたら、起業家が投資家から投資を受けるために行うプレゼンテーションを真似た構成が功を奏したのかもしれません。選考で起業家の真似をする人は絶対にいないだろうと確信をしていたものの、選考を通過できるかどうかはとても不安に思っていたため、補欠合格の連絡を見たときは思わずガッツポーズをしてしまいました。
やりたいこととインターンシップをどうつなぐ?身につけたい力
就職活動をはじめたばかりの頃は「ビジネスと貧困問題への貢献を両立することはできるのだろうか、貧困の予防に取り組む会社はあるのだろうか」と酷く悩んでいました。会社説明会に参加して現状を知り、それを両立することの難しさを痛感したからです。しかし、プラスカラーの取り組みを知った今、私はとてもわくわくしています。
インターンシップでは、人と人とのつながりを築く技術を学びたいと考えています。ボランティアを通して母子家庭の方々と関わる中で、それが何よりも大切なことであるということに気づいたからです。
広報と広告の違いは、前者が顧客との信頼関係を構築する活動なのに対して、後者は顧客を購買へとつなげるための活動です。そして、プラスカラーが取り組むのは広報で、さらに働く女性をターゲットにしています。そのような会社のインターンシップに参加することで、自分が貢献したい人との信頼関係を構築する力を身につけたいです。
いずれ就職活動をするなら、社会に貢献できる会社のインターンシップに参加したいと思いませんか?たとえ子どもの貧困問題や女性の雇用問題に関心がなくても、困っている人に貢献していると感じられる環境は、やりがいにつながると思います。インターンシップに参加するかどうかを迷ったときは、ぜひそのことも考慮してみてください。