私がインターンをする理由
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最終更新:2021/12/20
奈良大学文学部史学科で日本近現代史を専攻している坂上夏音と申します。23卒として就職活動中です。まだ志望する業界などが絞りきれたわけではありませんが、大切にしていきたい就職活動の軸が何となく決まってきました。”社会貢献”と”新しいことへの挑戦”。この2つが私の軸です。
「軸や就職したい業界が決まっていないから不安…」という方は多いと思います。私も自分の軸について豪語したところですが、これから増える可能性もあれば、減る可能性もあります。まだまだ定まりきっていない私ですが、この記事が何かしらのアクションを取ろうと思える、そんなきっかけになれば幸いです。
就職活動のイメージ
みなさんは、就職活動に対してどのようなイメージを持っていますか?私にはなんだか面倒な印象が付き纏っていました。テレビドラマでは何十社も選考を受けたのに内定がもらえない就活生の姿を目の当たりにし、ニュースでは安定した終身雇用はなくなるという話を聞きます。そして2020年になり、コロナの影響により多くの企業で売り上げが落ち込み、契約が打ち切られたり、内定が取り消しになったりする事態に…。ただでさえ”暗さ”を感じていた就職活動が、より一層複雑になってしまいました。
そんなことを考えながら、私が就職活動をはじめたのは今年の7月。登録した就活サイトからオファーをもらったら、片っ端から話を聞きに行きました。「新しいことに挑戦がしたい」という思いはこの頃から持っていたため、適正や興味の有無に関わらず、とにかく参加をしていました。
プラスカラーに興味を持った理由
何かに急かされるように説明会やインターンシップに参加していた中で、偶然お話を聞いたのがプラスカラーでした。「会社に”行くこと”が就職である」と考えていた私は、フリーランスという働き方を採用していると聞いてとても驚きました。その働き方は、まさに時代の先駆け。働き方そのものが、新しい挑戦になるということです。さらに、働く女性を応援するという現代に必要な社会貢献ができる仕事は、ぼんやりと見えていた就職活動の軸と一致していて、強く心惹かれました。
私がこれまでに参加したことがあるオンラインインターンシップのほとんどは、1日のみで、与えられた課題をこなす形式のもの。一方プラスカラーのインターンシップは、実践的に仕事ができる長期のインターンシップだと知り、挑戦したい思いが高まりました。プラスカラーのインターンシップに参加しようと決めたのはこうした理由からでした。
選考にいざ挑戦!
プラスカラーのインターンシップは他のものとは一味違います。インターンシップにも選考があるのです。その内容は、エントリーシートの提出と、Zoomとパワーポイントを使った5分間の自己紹介動画の提出。エントリーシートは書いたことがあり、なんとなく勝手がわかっていましたが、後者においてはZoomを使うことも、パワーポイントを使うこともどちらもはじめての経験でした。
選考内容を知った私は、さっそくZoomの録画方法を調べ、パワーポイントと原稿の作成に取り掛かりました。スライドの出来も選考結果を左右するということで、アニメーションなど自分が使える技術をできるだけ駆使。見やすくすることも心掛け、丁寧に作りました。スライドはなんとか作成することができましたが、さらに苦労をしたのは撮影です。カメラを見ることを意識するために原稿を覚えて臨んでも噛んでしまったり、アニメーションを動かすタイミングを間違えたり、ミスが続きました。繰り返し録画しているうちに、原稿の内容を変えたくなるなどして何度かブラッシュアップもしたため、満足できるものがやっと1本完成した頃にはリテイクは70回を超えていました。
選考から学んだこと
選考書類を送った後も「もっといい動画は作れたのではないか」などとやきもきしながら数日間を過ごしていると、何の気なしに開いたメールボックスにはプラスカラーから”補欠合格”のメールが届いていました。補欠とはいえ、合格は合格。私は4日間のインターンシップに参加することが認められました。リテイクを繰り返し、手間をかけたからこそ、喜びはひとしお。
はじめての選考方法だったプラスカラーの選考を通して、苦手意識を持たず挑戦してみることは大切だと改めて感じました。また、就職活動をはじめた頃の不安と焦りはすっかり落ち着いて、準備をして臨めば大丈夫という確信を得ることができました。こうして掴んだ今回のチャンスでは、実際に近い仕事に挑み、社会人と仕事の話をするという、他のインターンシップにはない経験ができます。
プラスカラーのインターンシップ選考は、パワーポイント作成に慣れる機会であり、動画という今はまだ珍しい方法で自分をアピールすることができるチャンスにもなります。私が持っていたのは「挑戦してみたい」というほんの少しの思いだけでした。あなたもぜひ、一歩踏み出してみませんか?