私がインターンをする理由
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最終更新:2021/12/29
こんにちは、跡見学園女子大学文学部人文学科3年の櫻井柚香と申します。現在23卒として就職活動をしています。インターンシップには、夏と冬を合わせて7回参加した経験があり、今後はインターンシップを続けながら選考を受けたいと考えております。
いきなりですが、あなたはどのような性格ですか?就活生は自己分析をして、自分の性格を見つめ直す機会があると思います。私は自身の性格を次のように分析をしました。まず私の長所は、バスケットボールを12年間継続し、文化祭で実行委員長を務めた経験から、何事にも最後まで全力で取り組むところです。その一方で、心配性で行動するよりも先に考え込んでしまう弱気なところが私の短所だと考えています。
このような性格の私が、就職活動におけるチャンスやきっかけをどのようにして作ったのかをお伝えします。
前向きになれない自分
就職セミナーや就活サイトへの登録、面談がはじまったのは大学3年生の春。平凡だった日常に「就活」の二文字が押し寄せてきて、素直に「これから頑張ろう」という前向きな気持ちにはなれませんでした。
どうして前向きになれなかったのかを振り返ってみると、就職活動には決まったゴールがないからだと思います。たとえば、カレーを作る時のことを想像してみてください。カレーに必要な材料を購入したら、後は手順に従って作るだけ。カレーを作るためには何が必要で、どうすればいいのかを把握しているので迷うことがないはずです。しかし、就職活動では、一人ひとり進むべき方向がバラバラで正解がありません。正解がない中で、自分自身や社会と向き合わなくてはならない時が来てしまったことが、就職活動に前向きになれなかった理由だと考えています。
プラスカラーとの意外な出会い
私は夏休みに就職活動の一環としてあることをはじめました。Instagramのアカウントを立ち上げ、女子大生の一人暮らしの様子を発信することにしたのです。その理由は2つ。1つは、心配性で弱気な自分に自信をつけたいという気持ちが芽生えたから。もう1つは、発信力を身につけたいと思ったからです。発信力は、就職活動においてはもちろんのこと、社会に出てからも大事な力になると考えました。
それはターゲットを分析したり、投稿を見てもらえるように画像やキャプションを工夫したり、Instagramでの発信が慣れてきた3か月目のことでした。「プラスカラーのインターンシップに参加してみませんか?」という一件のダイレクトメッセージが届きました。「私のことを見てくれている人がいるんだ!」と嬉しかったのを今でも覚えています。このダイレクトメッセージから、私はプラスカラーと出会いました。
弱気な自分が一歩を踏み出せた理由
プラスカラーのインターンシップの選考を受ける際、実は私の中で葛藤がありました。選考を受ける前に弱気になって考え込んでしまったのです。そんな時、帰省先の実家で母から「自分にチャンスが訪れた時に、やらずに後悔するくらいなら、やって後悔した方がいい」という助言をもらいました。この言葉から、プラスカラーの説明会でプラスカラーには「やりたいという意思のある人ができる環境がある」と聞いたことを思い出し、挑戦してみよう!と参加の意志を固めることができました。
選考には、自分をハッシュタグで表すという目新しい項目があるエントリーシートと、プレゼンテーション動画を提出するステップがありました。動画の選考では、画面共有をしながらプレゼンをするという経験自体がはじめてでしたが、資料は簡潔に作っておいて詳細は口頭で伝えるということを心掛け、25回の撮り直しの末に完成させました。
とりあえずやってみよう!
合否のメールが届いたのは数日後のこと。本文にしっかりと「合格」の二文字がありました。それを見た時はほっとして、自分のことを少し褒めてあげるきっかけになったと思います。
インターンシップの選考を受ける前は短所が浮き彫りになって、常に誰かと比べて自分を卑下したり、ネガティブなことを考えたりする毎日を送っていました。何かに傷つくことが怖くて、一歩を踏み出せない自分もいました。そんな私が、選考を受けたことによって「とりあえずやってみよう!」という気持ちを持てるようになりました。
今日からはじまる実践型のインターンシップでは、社会人として働くことの実体験をすること、相手を意識した伝え方を考えて読者を離脱させない文章を書くために、Webライティングのスキルを向上させること、広告・広報に関する仕事に欠かせないSNSを通した発信力や分析力を身につけたいと思っています。
私は、Instagramの発信を通してプラスカラーに出会い、インターンシップの合格を掴み取りました。このことから私が得た教訓は「チャンスときっかけを作るのはいつも自分自身である」ということです。やるかやらないかの選択に迷ったら、やるという選択を取る方がいいと思います。「とりあえずやってみよう!」という気持ちを持って、一歩を踏み出してみませんか?ほんの少しの勇気を出せば変化が生まれると私は信じています!