私がインターンをする理由
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最終更新:2022/02/09
はじめまして、神田外語大学外国語学部3年の蛯名美和です。23卒として就職活動をしています。高校卒業後の2年間は語学の専門学校に通い、3年生の春から現在の大学に編入しました。大学では英語の方言や種類、それらを用いた異文化間コミュニケーションを学んでいます。将来は語学力を活かして海外で働くことを視野に入れており、興味を持っている住宅業界、人材業界、IT業界でその希望を叶えられる場所を探しています。
不安症である私にとっての就職活動は「社会人として活躍できるだろうか」という不安に押しつぶされそうになる毎日の連続でした。失敗してはいけないという気持ちから、思うように活動ができず悩みが尽きない日々を過ごした私から、同じような不安を抱えている方々に向けて、インターンシップをする理由をお伝えします。
流されるままだった就職活動
私が就職活動をはじめたのは、大学3年生の7月でした。他の学生とほとんど変わらないタイミングではじめたのは「周りがやっているし、やっておかないと流れに乗れずになんとなく不安」だったから。不安ではじめたはずでしたが、編入生だった当時の私は授業を上限まで履修していたため、その忙しさを言い訳にしたり、さらには「ついこの間まで編入試験の勉強をしていたから今はやりたくない」と思ったり、就職活動に対して後ろ向きでした。
そんな中、9月頃に「ここでなら働きたい」と思える企業にはじめて出会いました。私はその企業のインターンシップに参加し、勇気を振り絞って選考にも応募しました。この出会いをきっかけに「自分に合う企業は思っているより多くあるのかもしれない」と思うようになり、積極的に会社を探してはエントリーをする、就職活動に対して前向きな自分へと変わりはじめます。ところがその後、行きたかった企業から内定をもらうことはありませんでした。私は再び不安でいっぱいになり、後ろ向きな自分に逆戻り。他の企業の説明会やインターンシップに参加しても自分が活躍するイメージは湧かず、不安な気持ちのまま冬を迎えました。
やっと見つけたチャンス
1月に入り、暗い気持ちで焦り続けていた私は、興味のある企業のうちのひとつであった、プラスカラーの会社説明会に参加しました。そこで私はプラスカラーの働き方に強く惹かれます。説明会で目にしたのは、海外で生活しながらリモートで仕事をしている社員の方々からのメッセージでした。海外で生活したいと考えている私にとって、そのメッセージは自分の夢や目標を叶えるための手段を示す羅針盤のように感じられました。また、プラスカラーのインターンシップは私がこれまで経験してきた1日限りのインターンシップとは違いました。実務経験を積み、社会に通用するスキルを身につけられるのです。自分の実力を知らず、「こんな自分では活躍できない」と悩んでいた私にとって自分を変える大きなチャンス。
会社説明会が終わってすぐ、私はプラスカラーのインターン生が書いた公開日報やNOZOKIMIの記事を読みました。そこにはインターンシップを通して自分のやりたいことを見つけ、自信を得て輝いているインターン生たちの言葉がありました。自分も輝きたい。そう思って私はプラスカラーのインターンシップに応募する決意をしました。
乗り越えたからこそ感じられた大切な気持ち
「社会で活躍できるだろうか」という無知であるがゆえの不安を抱えた私にとって、プラスカラーのインターンシップは自分を変えるチャンスでした。しかし、固い決意をもって応募したにも関わらず、選考内容に怖気づいてしまいました。その選考内容とは、エントリーシートと5分間のピッチ動画。5分間も自分のことを話した経験はなく、いざ撮影をはじめると誰も見ていないのに緊張してうまく話せませんでした。言葉が詰まり、時間もオーバーしてしまいます。「やっぱり自分には無理かもしれない。諦めよう」。一瞬、諦めることが頭をよぎりましたが、自分を変えるために応募したことを思い出し、気を取り直しました。
まず、話す内容は簡潔に、かつ濃いものを作ることを意識し、言葉の量を減らすことからはじめました。絶対に伝えたいことを箇条書きにし、それを短文で資料に落とし込む。そうすることで、自分も話しやすく、相手の理解を補助できるはず。この方法で練習を繰り返した結果、落ち着いたペースで話しつつ、5分以内の動画を撮影することに成功しました。提出した時には、やれるだけのことはやり切ったという達成感と、諦めなかった自分を認めてあげたい気持ちでいっぱいになりました。
成長して不安に打ち勝つ
合否を待っている間は、やはり不安な気持ちが強かったです。だからこそ「もし不合格だったとしても難しい選考に挑戦した自分は成長したに違いない」と自分を元気づけていました。そして、届いた結果は合格。やり方を悩みながらも模索して作成したものが評価された嬉しさは大きく、挑戦して良かったと感じられました。
参加が決定したのは実践型のインターンシップです。「自分についていけるのか」と不安な気持ちがまだ残っていました。しかし、諦めかけた選考も突破できた自分なら、きっとやり切ることができる。そう思うことができた瞬間から自分の成長はもうはじまっていて、不安も小さくなりつつあるのだとわかりました。これからインターンシップを続ける中で、さらに成長を実感できると思うと楽しみです。
就職活動は受け身にならず、少し難しいと感じることも「やってみよう」の精神で挑戦すれば、必ず自分の成長につながることをこの選考を通して学ぶことができました。自分の行動次第で、就職活動は我慢の場にも成長の場にもなります。プラスカラーの選考とインターンシップを通じて、自分の就職活動が成長の場になったことを今ではとても嬉しく思っています。
この記事を通して伝えたいことは、「インターンシップに挑戦するかを迷っているなら、まずやってみてほしい」ということです。失敗と成功は挑戦してはじめて経験できます。最初は不安も多いと思います。ひとつの不安に打ち勝つことができても、また別の不安が生まれるものです。私は、失敗と成功の経験から「自分はやり切ることができる」と自信を持つことができました。インターンシップは大きく成長できる貴重な経験です。ぜひ、挑戦してみてください。