私がインターンをする理由
-
最終更新:2022/03/02
こんにちは!高知大学人文社会科学部国際社会コース3年生の原田です。現在23卒として就職活動をしています。大学では言語習得について学んでおり、サッカー部に所属しています。部活動では、練習や試合だけではなく、自主練習、班活動、ボランティア活動にも力を入れています。そんな私の就職活動の軸は「関わる人の記憶に残る仕事をする」こと。理由は、社会に何かしらの形で貢献していきたいという前提があるのですが、ただ貢献するだけでなく、関わっていく人の記憶に残るくらいの貢献がしたいからです。私には就職活動をするにあたって何から動き出せばよいのかわからず悩んだ経験があります。本記事は、そのような悩みを持つ方に読んでいただきたいです。
右も左もわからないままスタートした就職活動
私は2021年の9月、大学3年の秋頃に就職活動を開始しました。もともと公務員を志望しておりましたが、同年夏の説明会に参加した際に、民間企業への就職を決めました。民間企業への就職を決意したものの、その当時は「就活って具体的に何をしたらいいのだろう」と悩んでいました。コロナ渦で部活仲間や学部の友人と話す機会が減っていて、就職活動に関する情報交換ができていなかったからです。受け身でいては情報が入ってこないコロナ渦において「情報は自ら主体的にになって得ないといけないものだ」という危機感を覚えました。そこで、友人に連絡を取ったり、ネットで調べたりしてみると、プロフィールを埋めると企業からスカウトがくるサービスがあることがわかりました。そして、まずは様々な企業を知ることからはじめようと思い、とあるアプリに登録しました。アプリに登録してみると、想像していたよりも様々な企業からスカウトをもらい、今まで知らなかった企業や業界について知ることができました。スカウトをもらった企業について調べるだけでも「就職活動をしている」という実感ができ、就職活動に対する漠然とした不安が少しだけ和らいだことを覚えています。
インターンシップを知ったきっかけ
就職活動の第一歩として登録したアプリでスカウトをもらった企業について調べていたことがプラスカラーのインターンシップに応募するきっかけにもなりました。プラスカラーからスカウトをもらい会社について調べてみると、女性が活躍する企業のインタビュー内容や、広報分野における企業や個人への支援内容、時間や場所にとらわれない働き方に興味が湧きました。特に広報に関しては、部活動の一環で行っているブログの執筆でたくさんの反響をいただいた経験から、自分の言葉で何かの魅力を伝えることに興味があり、とても魅力を感じました。さっそく説明会に参加してみると、インターンシップについての説明がありました。過去に他企業のワークショップを体験したことがあったのですが、そのワークショップでは実際の業務を体験することはできず、説明がメインのイベントでした。しかし、プラスカラーのインターンシップでは実際の業務においての計画や実行などを体験できるとわかり、迷わず「まずは応募してみよう」と思いました。
達成感と後悔を覚えた選考
インターンシップに応募するためには、エントリーシートと5分間のピッチ動画を提出する必要がありました。インターンシップの応募についてのメールが届いてから応募締め切りまで1週間ありましたが、エントリーシートとピッチ動画の両方を作成するには時間の余裕がないと感じました。
ピッチ動画はZoomの録画機能を使って収録しました。ピッチ動画を収録する上で、①話すことをまとめる、②パワーポイントを作成する、③軽い原稿を作成するという手順がありました。特に②のパワ-ポイント作成は、写真やイラスト、アニメーションで見ている人を飽きさせないように意識。また、エントリーシート作成に関しては、「自分を表現するハッシュタグを10個つける」という項目に苦戦しました。自分にハッシュタグを10個つけるには、自己分析をやり直す必要があったからです。加えて、エントリーシート内の「やりきった経験」という項目では、限られた文字数で具体的なエピソードにするために何度も文を修正しました。エントリーシートとピッチ動画を提出した際には、「やりきった」という達成感と「もっとこうしても良かった」という後悔が混ざった感情を覚えました。
「まずやってみる」という気持ち
提出後何日かして、実践インターンシップに参加できる旨のメールが届きました。インターンシップに参加できる嬉しさが込み上げると同時に「頑張らなきゃ」という決意が生まれました。また、実際の業務が体験できるということは、業務を自分に任されるということであり、責任が生じるという不安も感じていました。それでも、「今の自分にできることをまずは精一杯やってみよう」という精神で参加することを決めました。限られた時間の中で最大限の力を出すには「まずやってみる」という気持ちが大切だと感じたからです。実際、ピッチ動画の作成過程においても、収録前に考えた内容をベースにして、収録中に細かい修正を加えることで、少しずつ完成に近づけることができました。この経験から、やる前に感じていたこととやってみて感じることは違うので、プランを立てることも大切だけれども、それ以上に行動をしてみることも大切だと実感しました。この「まずやってみる」という気持ちは就職活動の全体でも言えることであり、企業研究や自己分析、説明会への参加など、思い立ったらまず行動してみることが自分の将来につながるのだと思います。
私はインターンシップに参加すると決意してから応募するという過程だけでも、自分について振り返るきっかけになり、ためになったと実感しています。就職活動で何からはじめたらいいのかわからないという人は、インターネットで調べてみたり、友人に聞いたり、とにかく行動してみることで次の課題が見つかるはず。そして、それを解決していくことで一歩ずつ進んでいけると思います。今就職活動をしている方も、これからの方も、「まずやってみる」という気持ちを持って、一緒に頑張りましょう!