髙橋翠_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

  • 最終更新:2022/04/04

    はじめまして。淑徳大学経営学部3年の髙橋翠と申します。経営学部の中でも観光経営学科というところで勉強をしており、旅行やホテルステイ、テーマパークなどが大好きです。

    将来は観光業に就きたいと思っていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、様々な観光関連企業が新卒採用を行わないことを決定しました。観光関連企業への就職は厳しい状況であると考えた私は、志望業界を考え直すことにしました。そこで観光の次に興味を持ったのがプラスカラーが行っているような広報などの業務です。しかし、今まで私は広報とは全く関係のない観光について学んできたため、「知識がない中でどうやって就活を進めていけばいいのだろう?」と悩んでいました。

    情報に惑わされて疲弊

    「大学生生活で力を入れたことは何ですか ?」と聞かれて思い浮かぶことは、アルバイトしかないというほど、3年間アルバイトに時間を費やしてきた私。

    SNSからは23卒生の就職活動の投稿やインターンシップの感想、早期選考などの大量の情報が途端に目に入るようになり、私にはアルバイト以外に武器がないため、もっと強みを見つけなければ…と焦り出しました。また、「広報、広告業は選考が早くはじまるから今から準備をしないと間に合わない」という情報も見てしまい、私の焦りはピークに。目についた企業のインターンシップに手あたり次第応募をし、グループワークをこなす日々を過ごしました。

    あんなにたくさんのインターンシップに参加をしたのに身になった感覚がせず、疲れてしまったなと感じはじめた時、大学にキャリアカウンセラーさんがいることを思い出しました。とにかく相談するしかないと思い、「焦っていろいろな企業のインターンシップに行ったのですが私の行動は正しいのでしょうか?」と聞いてみると「いろんな情報が世の中にはあるけど、必要なものだけを信じて就活をすればいいんだよ、自分のペースで進めていいんだよ」とアドバイスをいただきました。

    知識のない私にも訪れたチャンス

    「自分のペースで就活をしていいんだよ」というアドバイスを受けた私は、自分の力で企業を探すこれまでの就職活動と並行して、スカウト型の就活サイトにはじめて登録してみることにしました。志望業界からのスカウトメールが来ることに新鮮味を感じ、おもしろいなと思っていた頃に受け取ったのがプラスカラーからのスカウト。業務内容に興味があったのですぐに返信をして説明会に参加をしました。

    今までの焦って参加したインターンシップでは、実際の業務内容に携わることはほとんどできず、グループワークや会社独自のワークを行うことがほとんどで、その会社で仕事をするイメージが湧きませんでした。しかし、プラスカラーのインターンシップは学生インターンでも業務内容に携わることができるという珍しい環境である上に、業務内容も私の興味がある広告、広報に関するもの。また、説明会の中で「今回応募してくれた方は全員受け入れます」と言われたこともあり、「知識のない私にもチャンスがあるんだ」と前向きな気持ちになることができて魅力に感じました。

    インターンシップに応募するまでの苦悩

    実は、私はやるべきことを後回しにしてしまうタイプです。「インターンシップに絶対に応募する!」と決意を早めに固めたにも関わらず、いざエントリーシートやピッチ動画についての詳細を読むと「難しい」と感じました。

    自己開示をすることがとても苦手で、特にエントリーシートの「自分にハッシュタグを10個つけてください」というお題では、5つくらいで手が止まってしまいました。どうしても思い浮かばず、残りの5つはネガティブなハッシュタグをつけました。また、ピッチ動画の作成も参考にできるようなものを見つけることができず、一から考えて撮影までを行うのに苦労をしました。

    結局締め切りのギリギリまで悩みましたが、時間が迫っていたこともあり、私の中では50%くらいの出来で提出をすることに。どちらの課題も自信を持てるほど作り込むことができず、やめてしまおうかと考えたりもしましたが、「せっかくのチャンスを無駄にすることはできない」と思い、とにかく提出をすることを一つの区切りにしました。

    掴んだチャンスは無駄にしたくない

    合格の連絡を受けた時は、とにかくほっとしました。そして、100%の課題を提出することはできませんでしたが、プラスカラーのインターンシップという成長できるチャンスを掴めたということが嬉しかったです。

    その一方で、参加するまでの間には、どんな業務に携わることができるのかという心配や、本当に私は業務をこなすことができるのかという不安があったことも事実です。

    このインターンシップでは、社会人の方や長期インターンの方と関わっていくことで、就職や就職活動に対する気持ち、あるいはモチベーションに変化をもたらすことができるように日々の業務に取り組みたいと考えています。また、「これから社会人になる」という自覚と意識を少しでも持てるような学びを得たいと思っています。

    自ら積極的に行動をして掴んだ成長できるチャンスを無駄にしたくありません。ここから短い時間でどこまで成長できるかは自分との闘い。日々多くのことを吸収していきたいです。

    私がこの記事を通して伝えたかったことは、チャンスは意外とすぐそばにあるということです。「知識がないから」という理由で諦めようとしている人がいるなら、それはまだ早いと思います。知識がないからといって選択肢から外すのではなく、知識がないなら学ぶ場所を見つけ、今から勉強する。新しく何かをはじめることに遅いということはないと思います。必要なのは自分の勇気だけです。みなさんも少しの勇気で自分の可能性を確かめてみませんか?