西森愛

私がインターンをする理由

  • 最終更新:2022/04/25

    こんにちは!岡山大学大学院教育学研究科1年の西森愛と申します。

    現在、23卒として就職活動をしております。大学院では、社会科という教科をどのように教えるのかという社会科教育について学んだり、「第三の場としての公共図書館」をテーマに研究を行ったりしています。

    私は、学部生のころから「やってみたい」と思うものには果敢にチャレンジしてきました。若者と大人をつなぐボランティア活動や不動産会社、公共図書館などでのアルバイト、一人旅に趣味のカメラ。

    直感と言っても過言ではないほど、目の前のことばかりに没頭していた私にもついに就職活動という壁が立ちはだかります。

    周りが決めたレールに乗り、自分のことについて深く考えていなかった私は、就職活動に対して何から手をつけたらよいのかわからず、お手上げ状態でした。

    私ってこのままでいいの? 私は、大学院1年の12月頃から就職活動を始めました。

    当時は正直「何をしたらいいか分からない」「みんなどうやって就職活動しているの?」と不安に押しつぶされそうでした。それは、私が教育学部出身ということもあり、先輩や同級生は教員としてのキャリアを選択する人が多く、誰かに話を聞くということもできない状態だったことも要因の1つでした。

    そんなある日、就職活動に関する情報を発信しているSNSを見た時に「あなたが不安なのは、何も行動していないからです」という言葉がありました。この言葉を見て、ドキッとしました。

    周りに就職活動を経験している人がいないことを他人のせいにしている私のことを言われていると感じたからです。

    そこから私は、興味のある企業の説明会やインターンシップに参加したり、自己分析を始めたりして、行動するようにしました。

    しかし、インターンシップに参加しても新型コロナウイルスの影響で1日・オンラインの形式で実施されるものが多く、企業のことがなんとなく分かったような気がする程度にしか思えませんでした。

    「これで本当にいいのか」という焦りを持ちつつも就職活動はしなければならないという気持ちで毎日を過ごしていました。

    プラスカラーとの出会いと私の決意

    自分で企業を探すとなると、興味のある業界の企業しか探さないだろうと思い、まずは自分の視野を広げるためにも多くの企業を知りたいと考えました。

    そこで、企業からスカウトが届く逆就活サイトに登録しました。

    これがプラスカラーとの出会いでした。 スカウトメッセージには「プラスカラーのインターンシップは、社会人にも提供しているほど超実践的」という言葉。

    私は以前、ランディングページを作成したことがあり、広報に興味をもっていました。さらに、インターンシップにこれでいいのかと不安を抱えていた私にとって、8日間という期間で実際の業務を体験できるインターンシップに参加できることは、不安を払拭できる良い機会だと感じ、すぐに説明会に参加することにしました。

    説明会では、一人一人の色、多様性や自由な働き方を大切にされている企業だと感じたと同時に、自分もこのような働き方を選択肢の1つにしたいと思い、プラスカラーのことをさらに深く知りたいと思うようになりました。

    好き・興味をスキルに変えるチャンス

    広報を好き・興味があるだけで終わらせず、実際の業務を経験することで周りの人や社会に還元できるようになるのではないかと考え、自分の興味をスキルに変え、成長につながると確信し、選考に進むことを決めました。

    選考の内容としては、エントリーシートと5分間ピッチ動画。エントリーシートでは、考えだけではなくその理由を書くこと、誰が読んでも理解できるように具体的に書くことの2点を意識しました。

    自分の想いや考えの部分となる理由も明確に書きつつ、状況が分かるように5W1Hを入れるようにしました。5分間ピッチ動画では、5分間という時間の中で、どれだけ自分をアピールできるか、なぜインターンシップに参加したいのかを伝えなければなりません。

    そのため私は、大学内外の活動はもちろん趣味についても紹介し、人柄も知ってもらえるようにしました。

    参加理由は、就職活動の軸と照らし合わせながらアピールしました。

    私の就職活動の軸は「自分が関わることでその人の可能性を広げることができる」「関わる人の記憶に残る仕事をする」です。この軸を実現できる手段の1つが広報であると考えたため、この点を動画に盛り込みました。

    自ら未来を変えていく力

    合格を待つまでの数日間は「納得できるエントリーシートと5分間ピッチ動画を出せた」という達成感と、「インターンシップに参加できる人として認められるのか」という不安な気持ちが交錯していました。

    そして、合格と連絡をいただいた際には安心したと同時に、いただいたチャンスで広報スキルを身に付け、周りの人に「私は広報することが得意です」と自信を持って言える程に武器として持てるようになりたいという気持ちが大きくなりました。

    就職活動に不安やネガティブなイメージを持っていた私ですが、このインターンシップに合格できたことが自信につながりました。

    合格できたことで、受け入れてくれる企業があるという安心や嬉しさ、これまでやってきたことが報われたように感じています。また、この経験から自らアクションを起こすことで次の一歩が見えると身をもって実感しました。

    選考に進まないと決めていたら、説明会に参加しなかったら、キミスカに登録しなかったら…この出会いはなかったかもしれません。

    しかし、選考や説明会に参加したのもキミスカに登録したのも紛れもなく「私」です。1つの行動が自らの未来を切り拓いていくのだと胸をはって言うことができます。 私のように就職活動に不安を感じている、インターンシップに参加するか迷っている、あなただからこそ、この記事を見てくれているのだと思います。

    私が伝えたいことは「不安を成長と捉えること」の1つです。誰でも何かを始める時には不安を抱くものです。しかし、不安と捉えるのか、乗り越えることで成長し新たな自分と出会えるチャンスと捉えるのかで未来は変わると自信をもって言えます。

    あなたはどんな自分でいたいですか?