藤井沙耶_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

  • 最終更新:2022/08/18

    皆さん初めまして。プラスカラーでインターンシップをさせていただいている藤井です。

    私は現在大学4年生ですが、就活をほとんど辞めています。

    就活をせずに何をしているのかと言うと、漫画家を目指して漫画を描いています。3月の末までは真剣に就活をしていましたが、「自分の本当にやりたいことは何なのか?」「なりたくもない正社員を目指しているこの期間を、将来後悔しないか?」と考えた結果、夢を追いたい自分の本心に改めて気づきました。

    今回は、そんな私が何故インターンシップに参加しているのか、何故正社員にならず漫画家を目指す決意をしたのかをお話ししたいと思います。就活をする意味があるのか悩んでいたり、夢を追いながら働くことを考えたりしている人にも、インターンシップに参加してみたいと思っていただけたら嬉しいです。

    就活と向き合うと自分が見えてくる

    私は小さい頃から漫画家になることが夢でしたが、大きくなるにつれて、漫画は趣味でいいと思うようになりました。しかし、中学生の頃から変わらずに夢を追い続ける友人と会い、本当は漫画家になりたいという思いが膨らんだ大学2年生の冬、もう一度私も夢を追う決意をしました。

    それからの私は熱心に絵の勉強をし、就活も早期に終わらせようと、3年生の6月から就活に意識を向けました。長く描き続けた漫画は、私にとって就活中のアピール材料でもありました。ところが、面接で「会社で働かず、漫画家になりたいのではないですか?」と聞かれ、私はその質問に就活生らしい答えを返せませんでした。本当の気持ちを隠したまま就活をすること、一方でアピールにはちゃっかり漫画を使うことに対する息苦しさは大きかったです。

    「他の夢があるのに正社員として働くことも大変だけど、夢を諦めきれないまま就活をすることも簡単ではない。残りの大学生活を就活で潰したらきっと後悔するし、入社後も苦しむ」と気づいた頃、私はもう大学4年生になっていました。

    動けば気になる働き方は、見つかる

    「ここなら仕事と漫画も両立できそう」と思っていた第一志望にも落ちた私は、4年生の4月をぐうたらと過ごしていました。就職せず漫画家になると言いながら、特に漫画も描いていなかったです。しかし、さすがに何かしないとまずいと思った4月末、就活サイトからスカウトを受けました。プラスカラーのスカウトは以前も受けていましたが、その頃はエンタメ業界を見ていたのでスカウトを承認しませんでした。

    何か行動を起こすだけでも気持ちが楽になるはずだと思った私は、プラスカラーの説明会に参加し、他の会社とは違うものを感じました。会社という組織なのに、「個」の時代の到来を丁寧に説明していたことが印象的で、「本当はやりたいことの傍ら働きたい人も大歓迎!」と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。

    「個」の時代が来る、女性の働き方を推進したい、などの考えにも共感した私は、もっとこの会社について知りたいと思いました。

    人の縁と行動は、必ず後で役に立つ

    私が説明会に参加した理由は、「とにかく行動したかった」以外にもあります。ゼミの教授から紹介されて知り合った大学院生の方とお話したこともきっかけのひとつとなりました。その方は研究に勤しみながら業務委託の執筆業で生計を立てており、そのような生き方もあることを知りました。

    プラスカラーからのスカウトが来たのはそのタイミングです。プラスカラーは業務委託を主な雇用形態としているので、以前スカウトをもらったときよりも興味が増していました。卒業後、正社員として就職しない方法を選ぶなら、別の形で生活費を稼がなくてはなりません。その手段として業務委託は良い選択肢になりそうだと今の私は考えています。

    説明会に参加後、インターンシップに臨む選考として動画を提出する必要がありました。選考過程で動画を撮ることは初めてで、操作に手間取ったせいで提出時間は締め切りの数分前でした。このように、動画選考のあるインターンシップに参加していれば、実際の業務で動画提出が求められても経験がある分、慌てずに対処できるはず!と前向きに捉えています。

    インターンシップは弱点を克服するチャンス

    エントリーシート執筆時の手応えから、合格するような予感はあったのですが、やはり合格通知が来ると安心を感じました。これまで振られっぱなしだった就活で久々に結果が出たと安心する一方で、心配もありました。

    動画提出のギリギリ具合からも分かるように、計画的に行動できない自覚があります。自覚があるのにギリギリで生きている。変えられないのは、なんだかんだ言ってどうにかなってきたせいかもしれません。

    このインターンは、実践的な業務に取り組むプログラムです。実際に仕事を任されているつもりで臨まなければならないのに、業務委託で働いていくことはできないでしょう。自由な働き方には、それだけの責任感と自己管理能力が求められます。

    まだインターンシップが始まっていたわけではありませんが、この先のインターンシップでも、働く上での自分の問題点に気づいて改善に努めたいと考えています。

    正社員にはならないと決めて就活を辞めた私にとっても、インターンシップに参加することには大きな意味があります。なぜなら、一人で考えているだけでは得られない経験や情報を得ることが出来るからです。

    実際、3年生から今日まで参加したインターンシップで、後悔したことは一度もありません。どんな経験も無駄にはなりませんし、行動できた!と思うことで、逃げなかった自信が持てます。就活の第一歩としてインターンシップに参加して、自分の本当の気持ちを見つけてみませんか。