女性社員インタビュー

36歳、“縛られずに働く”を実現。次に目指すのは自由な生き方を選択できる会社作り

  • 最終更新:2019/09/03

    組織として自由でありたい!新しいロールモデルを体験できる会社に

    女性たちの“自分らしい働き方”をサポートし、世の中に新しい価値観を届ける(株)プラスカラー(以下、プラスカラー)で取締役をつとめる斉藤さん。かつてはIT企業の広報・IRマネージャーとしてキャリアを積み重ねてきた彼女だったが、会社を飛び出しフリーランスに、そして現在はプラスカラーの取締役として、組織作りに奮闘する日々を送っている。初めてづくしの業務に戸惑いつつも、どんなときも軽やかに困難を乗り越えていく彼女の仕事への向き合い方に迫ってみた。

    何でも器用にこなした会社員時代。挫折で気づいた“大切なこと”

    現在斉藤さんは、プラスカラーが行なっている企業の広報活動・採用活動・営業活動の支援サービスにおける運用責任者として現場を取り仕切っている。

    「小さい会社なので、会社としてしっかり運用していくための組織作りを担当しています」

    2社の企業を経験し、その後はフリーランス広報として新たなスタートをきり、現在はプラスカラーにおいて組織作りという重要な業務を任されている斉藤さん。

    かつて新卒入社したモバイルコンテンツプロバイダーでは、広報・IR、マーケティング、秘書、サイトディレクターなど幅広い業務をこなしてきた。どんな仕事もソツなくこなし、まさに“デキる女”を体現していた。斉藤さん自身も当時を振り返り、多くの成功体験により、仕事への自信をみなぎらせていたという。

    しかし、そんな彼女に転機が訪れたのが、次に転職したスマートフォンゲームを開発・運営するIT企業でのことだった。会社の成長に伴い、スキルの高い社員がどんどん入社し、周りのレベルも上がっていった。もちろん斉藤さん自身も、今まで以上に高い業務レベルを求められ、毎日上司からの厳しい指導に耐える日々が続いていたという。

    何でも器用にこなして、仕事がデキるはずだった自分はもう存在しない。しかし、自信が打ち砕かれながらも、仕事と向き合うなかで気づいたことは、今後の斉藤さんのキャリアを支えることにもなる “物事の本質を見抜く力”だった。

    例えば仕事でミスが起きたとき、失敗したという事実にただ目を向けるのではなく、仕組みに問題があったのではないかと、問題の根本的な原因を探り、解決の糸口を見つける力。

    辛いことづくしだった暗黒の3年間を通して、斉藤さんが身につけたその力は、まさに、プラスカラーで、人を育て、人を定着させ、組織を拡大するという彼女の業務には必要不可欠なものだったのだ。

    フリーランス広報として独立。“ある人”との再会で大きく動き出した彼女の未来

    前職を退職した斉藤さんは、当時フリーランス広報として活躍する人材が増えていたという背景もあり、自身もフリーランスとして働くことを決断。

    そのタイミングで再会したのが、会社員時代からの知り合いでもあり、現在プラスカラーの代表取締役社長をつとめる佐久間さんだった。

    当時彼女は、自身の出産・育児体験を通して、働きたい女性がずっと望むように働いていけるような会社を作りたいという想いからプラスカラーを立ち上げていた。

    「今後どのように仕事をしていきたいのか?」「どんな夢を成し遂げたいのか?」「世の中をどう変えていきたいのか?」。
    およそ3年ぶりの再会に話題が尽きない中、佐久間さんのひと声が斉藤さんのキャリア人生を大きく変えることになる。

    「よかったら会社、手伝わない?」

    気づいたら、斉藤さんのプラスカラーでのキャリア人生が幕を開けていたという。

    同い年、しかも同性同士うまくやっていけるのだろうかと、始めは不安がないわけでもなかった。

    しかし気質が異なる2人だからこそ、お互いに補い合える存在であると話す。
    「佐久間は経営者気質で、やると決めたことへの推進力がものすごい。逆に私は、気質的に右腕的なポジションが好き。やりたいことがある人を、私のできることでカバーしてうまく回していくことができたら幸せと考えるタイプです」

    そして、未知数だらけの新しい挑戦を後押ししたのは、会社員、フリーランスを経験し、次は会社組織を作るという経験をしてみようという前向きな想いからだったそう。

    人って難しい…会社員時代では知り得なかった組織作りの難しさを体感

    マネジメント経験はあったものの、組織を回すという経験がなかった斉藤さんは、初めてづくしの業務のなかで、「本当にこれでいいのかな?」と常に手探り状態だったと当時を振り返る。

    「純粋に、人って難しいって思いました。今まで働いていた会社は最低でも100人以上の規模だったのですが、今のような小さな組織では、より人に対する細やかさが求められます。こんな風に人の感情って動くんだなって、あらためて感じました」

    一筋縄ではいかない現実を通して、社長の佐久間さんとも話し合いながら、人を定着させて、組織を作っていくには、役割が大切だという結論にたどり着いた。
    求心力がとにかく強いけれど、求めるレベルが高い佐久間さんをトップに、もともと管理職としての経験があった斉藤さんが、現場を取り仕切り、教育係としての役割もこなすようになったことで、組織がうまく回り始めていったという。

    そんな斉藤さんがマネジメントで大切にしていることは、あくまでフラットに人と向き合うこと。誰に対しても平等な態度で接することをいつも心がけているそう。ときに仕事に対して厳しくなるのも、プラスカラーへの強い愛情とともに、信頼してくださるクライアントに対してプロフェッショナルとして高いサービスを提供したいという信念があるから。

    「人って難しい」と苦戦しつつ、組織や人と誠実に向き合い、会社を引っ張る斉藤さんに、その原動力を聞いてみると?

    「人生において、人を育てる、教育するということをテーマとして持ち続けています。そして、人が変わっていく姿が好きということに気づいたから、今の仕事にやりがいを感じ続けられていると思うんです」

    世の中に新しい働き方を提案!チームとして成長する喜びを感じられるから

    「一緒に働く仲間にはプロフェッショナルであることを大切にしてほしいと思っています。ただ、それぞれのフェーズに合わせたプロフェッショルさでいいんです」

    仕事をするなかで、大変なことはもちろん避けて通れない。しかし、ここまではやり遂げるという心持ちを持って、できないことは信頼して振ってほしいと話す斉藤さん。

    「仕事をお願いできる環境を作る、お願いできる仲間をつくる。それがプラスカラーの組織としての回り方でいいんじゃないかなって思っています」

    “会社”というよりも幅広いチームとして、色んな働きをする人たちとつながって、一緒に仕事をしていくという新しい組織のカタチ。
    今後多様なロールモデル人材を増やしていきたいと考えるプラスカラーならではの、固定観念や常識にとらわれない働き方や生き方を提唱する。

    「今までにないロールモデルを作っていきたいからこそ、自分たちも新しい働き方を体現できる会社になっていきたい。そんな自由な生き方が選択できる組織でありたいと思っています」