女性社員インタビュー

入社8年を経て見出した新たな目標。多様な経験を重ねながら広がる成長のステージ

  • 最終更新:2020/07/07

    人材開発の根幹となるトレーニングの真髄を学び、それを体現できる人材を目指す

    マクドナルドの人材開発に惹かれて入社を決めた本多さん。国内約2900店舗で働くスタッフへと向けた社内コミュニケーションを担当した後、憧れのハンバーガー大学へ異動となる。トレーニング教材の開発を通じてブランド価値を高めるために日々奮闘する中、自らのキャリアに対する考え方にも変化が生じていった。

    インターンシップがきっかけとなり入社。店舗やオフィスで経験を積み、憧れの部署へ

    慶應義塾大学法学部在籍中にマクドナルドのインターンシップに参加した本多さん。そこで「マクドナルドは人を育てることを『科学』している」と感じ、2012年に新卒で入社した。

    2年の店舗勤務後に配属されたのは、店舗をサポートするオフィス業務の一つ、インナーコミュニケーション部。マクドナルドの社内コミュニケーションを統括する部門だ。

    「会社の戦略を全店舗・全フランチャイズ法人に伝える部署で、伝える相手は『マクドナルドファミリー』と呼ばれる日本全国のマクドナルドで働く15万人のアルバイトスタッフ(以下 クルー)・社員、フランチャイズ法人の経営者です」

    マクドナルド全社での戦略や方針を適切なタイミング・適切なかたちで伝えることがミッション。インナーコミュニケーション部が主管して毎年2回開催しているミーティングは、マクドナルドファミリーに加え取引先も参加する大規模なものだ。

    「ここで学んだのは、“伝える”のではなく“伝わる”コミュニケーション。情報を伝える相手と目的を見極めることの重要性です。情報は、伝える相手によってその伝達方法や適切なタイミングが異なるということを痛感しました」

    全社戦略やブランドをマクドナルドファミリーに浸透させるためにはどうすべきなのか。方法はメールやイントラネットなのか、あるいは社内広報誌なのか、イベントなのか。本多さんは約5年間、試行錯誤を続けながらスキルを磨いていく。

    そして20194月、ついにハンバーガー大学への異動が決まった。入社の動機となった「人を育てること」の第一線へと踏み出すこととなったのだ。

    「ハンバーガー大学はブランドの象徴とも言える教育機関で、マクドナルドに関わる人なら誰もが知っています。異動の話を聞いたときは驚きと同時に、あこがれの部署で働ける喜びを感じました」

    働くすべての人々の学びと成長をサポートし、ブランドの成長へと導く教育を

    最新の教育理論と手法により、人材育成とそのシステム開発に取り組むハンバーガー大学。マクドナルドは世界約100カ国以上で展開しているものの、ハンバーガー大学が設置されているのは日本を含めわずか7カ国に過ぎない。

    「マクドナルドは社員やクルーが成長し、活躍できる働き方を大切にしています。創業当時から変わらない理念を理解・実践する『人』を大切にすることで、ブランド価値の向上につなげている。そして働く人々が学び、成長し続けるための教育の場がハンバーガー大学なのです」

    マクドナルドで働く店舗社員は、まず各店舗でOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を受ける。また、ハンバーガー大学でマネジメントやリーダーシップについて、みっちりと学ぶ機会がある。店舗で使用するトレーニング教材を制作するのもまた、ハンバーガー大学の役割だ。

    「私は現在、クルーが入店したら必ず手にするトレーニング教材の制作を担当しています。マクドナルドでは “お客様に最高の店舗体験を提供するためにどうすべきか”を、クルーが主体的に考え、最適な行動を選ぶための指針として、トレーニング教材を重要視しています」

    彼女が開発に携わったものの一つに、「おもてなしリーダー」のトレーニング教材がある。おもてなしリーダーはマクドナルドが2019年に新たに設けたポジションで、客席や注文カウンター・商品の受け取りカウンターの周囲などで、お客様のおもてなしを専門に行うスタッフだ。

    「業務内容はもちろん思考方法もトレーニングすることを目指して、試行錯誤を繰り返しました。結果として、店舗のスタッフから『以前よりも仕事がしやすい』『トレーニング構成の意図がわかりやすい』と高評価をいただくことができました」

    クルーの成長がブランドを成長させると実感。自身もさらなるキャリアアップを目指す!

    本多さんが担当しているトレーニング教材開発の仕事にも、インナーコミュニケーション部時代に培ったスキルが大いに役立っているという。ポイントとなるのは“伝わる”コミュニケーションだ。

    「ハンバーガー大学が提供するトレーニング教材も大切なことは同じ。その目的や背景を明確に伝えるために、誰に何を期待してメッセージを届けるかを強く意識しています。『正しく教えること』と『自ら考えること』の両方が伝わるトレーニング教材を作成することが、今の私の目標です。この仕事を通じて15万人のクルーの成長を支えられることに、非常に大きなやりがいを感じています」

    さらに、インナーコミュニケーション部の頃に当然のように行っていた「部署を横断したコミュニケーション」も大いに活かされているという。効果的なトレーニング教材をつくるためにどの部署と連携するのがベストなのかが、即座に判断できるのだ。

    「今、こうしてハンバーガー大学から人材開発の根幹となるトレーニングの真髄を学べることを大変うれしく思います。長く店舗勤務から離れていたので、クルーの人材開発を担うことに不安でもありました。でも『どんな仕事も脳に汗をかいて考え抜く』というポリシーを胸に、前に進んでいます」

    そう言葉に力を込める本多さん。自身のキャリアアップについてはどのように考えているのだろうか。

    「ハンバーガー大学に異動したことで、クルーの成長がブランドの成長につながると実感し、やりがいを強く感じています。

    これまでは、自身のキャリアアップは目的ではなく、大好きなマクドナルドブランドに貢献するための手段だと考えていました。これからは最適なトレーニングを発信するだけでなく、自らもハンバーガー大学の真髄を体現する人材となることが目標です」

    これからもさまざまな仕事に挑戦し、店舗・バックオフィスを問わずキャリアアップを続けたいと語る本多さん。人の成長がブランドを成長させていくというマクドナルドの「ピープルビジョン」。それを彼女自身が身をもって証明してくれることだろう。