就活研究記事

  • 最終更新:2022/05/12

    私は2022年の冬に就職活動を意識するようになったばかりの駆け出しです。

    プラスカラ―の実践インターンシップ中に大学2年生から3年生になりました。

    プラスカラ―と過ごしたこの春休みは、私が大きく成長できたと実感できた時間でもあります。

    ひとつは実務を通して、失敗し、反省し、改善策を実行し、成功する経験を得たこと。ふたつめは、自分が理想とできる社会人と社会環境のモデルに出会えたこと。

    最後は就職活動や社会に関する知識と経験を有しないコンプレックスを解消できたことです。

    この記事では、私がインターンシップでどのような業務を行い、学び、ステップアップできたのかを記します。

    この記事が、これから就活をはじめる人や、自分に自信がない人、インターンシップへの臨み方がわからない人の心に伝わると幸いです。

    大失敗の集客業務初日。弱気な私を変えたCEOの一言

    インターンシップでは、記事の執筆、公式SNSに投稿する画像や動画の作成、集客などの幅広い業務に挑戦しました。

    中でも、私にとって最も大きな学びだったのは、3日間の集客業務です。

    この業務は、自分自身で広報の方法を考えて、実際の会社説明会に集客するというものでした。1日目は、SNSのDMを使って大学生に宣伝しました。結果は全滅。

    DMは全て無視され、数人からブロックされ、「怪しい」「サクラかと思った」とまで言われる惨敗ぶりでした。

    完全に失敗です。打ちのめされたような気持ちになりました。 集客業務2日目の会議中、集客業務のプロジェクトのリーダーであるCEOに初日を報告しました。

    前日の結果を引きずって、弱気な気持ちになっていた私はなにも改善策を考えられずにいました。

    そんな私に対して、CEOはシンプルに「不特定多数の情報を求めていない人ではなく、本当に情報を求めている人に話しかけよう」と返してくれたのです。私の中で何かが変わった瞬間でした。

    広報。それは、相手の気持ちを考えること

    会議を終えた私は、”情報を求めている人”が誰なのかを考えながら、SNSで就活生を観察しました。

    一言に就活生といえど、ひとりひとりの夢や苦悩は十人十色です。

    これを見れば、すべての就活生が私の提供する情報を求めているわけではないことは、一目瞭然でした。

    また、一方的にDMを一斉送信するという行為は、受け手のことを深く考えていなかったと思い至りました。

    ”本当に情報を求めている人”を見つけるには、ひとりひとりの気持ちに注目することが大切だったのです。

    2日目の業務がはじまり、ひとりひとりの気持ちを考えて話かけてみました。

    人に合わせたコミュニケーションを意識すると、多くの人が心を開いてくれました。情報を求めている人からは、「本当にありがとう」と感謝の言葉ももらうことができました。 業務終了後、私は、この2日間の経緯を文面に書きおこし、CEOに報告しました。

    すると、「広報で大切なことに自分の体験から気付けたこと、素晴らしいです」とコメントをもらいました。

    私は、失敗から学んで立ち直れたことや、自信につながるコメントをもらえたことがとても嬉しくなりました。

    インターンシップから学んだ思いやり。理想の将来像とは

    インターンシップを経て、私は「相手を思いやらなければ、相手に気持ちは伝わらない」というマインドを持つようになりました。

    これは、広報担当者と顧客という対人関係のみならず、社内関係にも言えることだと考えます。

    私が失敗から立ち直れたのは、CEOをはじめとする社員のみなさんが、自分で考える機会を尊重してくれたからだと思います。

    プラスカラ―の社風は、相手の考えを大切にするという風土がいい影響を与えることの好例といえるのではないでしょうか。

    また、このマインドから、「人それぞれの個性や気持ちを尊重できる社会人になりたい」という自分の理想の将来像が生まれました。

    この将来像のモデルとなった人とは、挑戦し、失敗し、反省し、成功するという過程を経験する機会を与えてくれた人。

    そして、自分の言葉をしっかりと聞いてくれて、否定的な反応をせず、言葉を返してくれた人です。

    このような人の指導のもとでインターンシップができたから、人間関係的な摩擦やプレッシャーを感じることもなく、インターンシップの業務に集中することができたのだと思います。

    私が社会人になったときには、この振る舞い方を見習いたいと思いました。

    自分にはできない。そう思う人こそ、挑戦してほしい

    インターンシップに参加する前の自分と、インターンシップに参加した後の自分を振り返ると、とても良い方向に変わったと感じます。

    「自分にできるのか」というコンプレックスに悩まされ続けていた私は、「どうせできないんだから、この機会にできるようになろう」と思い切ってインターンシップに飛び込みました。

    予想通り、やはり私は業務で壁に直面しました。

    しかし、「やっぱりできないんだ」と自分を低く評価して片づけることは自分を裏切ることにもなります。

    そして、なぜ壁に当たったのかを掘り下げて考えることで、課題を見つけ、その課題を解決し、過去の自分の決意を果たしたのです。

    私は今、過去とうって変わって「私なら壁に当たっても乗り越えられるんじゃない?」と、未来の活動に期待を抱いています。たった2週間のインターンシップで、ここまで自分の社会貢献の能力に対して前向きになることができました。

    ここに、インターンシップに参加する意義があったと感じています。

    「自分なんかにはできない」と理由をつけて、さまざまなことから逃げ出したい。

    そんな思いに共感する方もいるのではないでしょうか。

    プラスカラ―のインターンシップとは、そんな人が成長できる場所であるということを、私は身をもって感じました。あなたも、ぜひプラスカラ―のインターンシップで一緒に成長しませんか?