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最終更新:2020/08/28
2019年4月からはじまった「働き方改革」。多くの企業が対応に追われるさなかに、新型コロナが流行しました。従来通りの働き方がより一層難しくなる中、在宅ワークなど半ば強制的に取り入れてみたところ「意外と出勤する必要性がない……?」と気づいた企業も出てきています。働き方が変わりつつある今、どのような働き方が進むか考えてみましょう。
オンライン化のメリットとは?
一番は、場所を選ばず自由に働くことができるというもの。自宅やカフェなど自分の好きな場所で仕事ができるため、自分が居心地の良い環境を整えることが可能です。また、オフライン時に発生していた移動等による時間的コストの削減ができ、空いた時間で副業を行うことも。 企業側としては、オフィスを持つ必要がなく固定費を削減できるメリットがある一方、労務管理などの課題も浮き彫りになっています。また、オンライン業務に必要なスキルの習得や通信環境・セキュリティ環境を整備する必要もあります。
オフラインでの仕事の今後
オンラインでの働き方が広がる一方、オフラインはどうなるのでしょうか? ブルーカラーのような現場にいなければ成立しない職は、引き続きオフラインが主流。一方、ホワイトカラーでは、プロジェクトの段階に合わせてオフラインとオンラインを使い分けることになりそうです。個人でもできる情報収集や考えをまとめる段階においては、オンラインでも問題はありません。しかし、「何かをはじめる時」「結論を出す時」には、オフラインの良さを活かしてディスカッションをした方が良い結果に結びつきそうです。
これからのオフライン作業の価値とは?
オフラインには、「直接対面でのコミュニケーション」というオンラインでは得られないメリットがあります。企業の文化やイノベーションは、目の前にいるメンバーとの偶然の会話や直接のやり取りから醸成されていくのです。また、オフィス全体の管理責任や重要な決断を下す時は、トップ層など限られた人たちがface to faceで議論します。そのため、新規立案やプロジェクトの最終決定といった重要局面において、オフラインの価値は今以上に高まるでしょう。
これからのニューノーマルな働き方とは
今回は、これからの働き方についてお話してきました。新型コロナウイルスの流行をひとつのきっかけに、今後の働き方が大きく変わることには間違いありません。
●ホワイトカラーではオンラインが主流になる
●オンラインが常態化する分、オフラインの価値が上がる
●プロジェクトの局面により、オンラインとオフラインを使い分ける