私がインターンをする理由
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最終更新:2020/12/22
はじめまして。東京国際大学言語コミュニケーション学部の英語コミュニケーション学科に所属している倉林菜々子です。2022年新卒として就職活動をしています。就職活動をはじめたのは3年の6月。コロナウイルスによって周りの状況が急に変化したことで生まれた不安が後押しとなり、就職活動をスタートさせました。この記事を読んでくださっているみなさんのなかには、「先の見えない就職活動が不安で前に進めない」という方もいると思います。私もその一人でした。だからこそ、この記事を読んで就職活動を進める第一歩を踏み出してもらえたらうれしいです。
~インターンシップが決まらない…新しく見えてきた壁~
インターンシップに興味を持ちはじめたのは大学2年生の冬頃。私の通っている大学は冬休みと春休み合わせて3ヶ月の長期休みがあるため、その期間を利用して成長したいと思い長期インターンシップを探しはじめました。しかし当時は「なぜ長期インターンシップに参加するのか?」という軸が決まっておらず、応募したすべての企業からお祈りメールが届きました。
数ヶ月後、コロナウイルスによって授業のリモート化がはじまり、周りの環境が見えづらくなりました。「このままでは就職難になってしまうのではないか?」という不安がエンジンとなり、私は就職活動の情報解禁といわれる6月に本格的に動きはじめたのです。まずは視野を広げるために、幅広い業種の説明会に参加しました。しかし、次に待っていたのは選考インターンシップの壁でした。2年生の頃にインターンシップへの参加を試みたもののお祈りメールをもらったことのある私は、あの時と同じように挑戦してもまた失敗してしまうのではないか?という恐れが元となり、興味を持った業界の選考インターンシップに踏み出せずにいました。~不安からの脱却!新たな出会い~
選考インターンシップに挑戦しようと再び立ち上がったきっかけは、友人から長期インターンシップに受かったという話を聞いたことです。そこで私は、選考インターンシップへの合格切符を手に入れるべく、2年生の頃に自分に何が足りていなかったのかを振り返りました。そこで気づいたのが、インターンシップに参加する目的が「インターンシップでどう成長したいか?」ではなく「参加すること」そのものになっていたということ。この振り返りにより、私は「働くことを通してどんな社会にしたいか」をはじめに考えました。
自己分析やキャリアセンターの方との相談を通じて出した答えが「多様性を認め合う社会にする」。その軸をもとに、インターンシップにつなげるにはどうすればよいか?とキャリアセンターの方に相談したところ、紹介していただいたのが「キミスカ」でした。その後「キミスカ」を通じプラスカラーからオファーをもらいましたが、すぐには受けずにホームページやYouTubeで検索してみるなど、事前の下調べに時間をかけ慎重に検討しました。~参加の決め手は?どうなりたいかが大事!~
私がプラスカラーのインターンシップへの参加を決めたきっかけになったのが、就活の軸として定めた「多様性を認め合う社会にする」という考えが一致していること。そして、プラスカラーの「女性の働きやすさを広める」という活動が、私のやりたいことを叶えるための第一歩になると考えたからです。なぜ第一歩になると思ったのか? それは、女性がさまざまな働き方を実現することで、女性だけでなく老若男女さまざまなな人々が自由に働きやすくなり、結果として多様性を認め合うことができると考えたからです。
これが決め手となり、プラスカラーからのオファーを受けることにしました。オンラインインターンシップの参加のために求められたのは、エントリーシートと「プラスカラーでやりたいことは何か?」を伝えるプレゼン動画の提出でした。もし私の目的が「インターンシップに参加すること」のままだとしたら、上手くエントリーシートを書くことやプレゼン動画を作ることはできなかったと思います。しかし、オファーを受ける前にホームページやYouTubeなどを見て、自分が定めた軸と合っているのか吟味したことにより、スムーズに課題をこなすことができました。~挑戦することの大切さと発見~
今までは、失敗や良い結果が出なかったことから逃げ続けていました。だからプラスカラーから採用のメールが届いたとき、これまでの悩みや努力がはじめて結果として現れたので、とてもうれしかったです。
この経験から、インターンシップの採用をいただく上で大切だと感じたことが2つあります。それは「なぜ失敗したのかを振り返ること」、「失敗を良い結果につなげるにはどうすればいいかを考えること」です。これは私が就職活動に対し思っていたネガティブマインドを解消するためにとても重要だと感じています。なぜ重要か?それは不安に思ったことを深く掘り下げることで、自分が何に対し不安を抱いているのかを明確化することができ、その理由を発見することができるからです。不安になる原因・理由を発見できれば不安の回避にもなりますし、同じようなところで立ち止まってしまったとしても解決する策があるため、悩まずに前に進むことができます。このように目の前の課題に対し解決策を考えていくことで、新しい挑戦や就職活動を進める第一歩になると考えています。「就職活動をしたいけれど何をしていいかわからない」「インターンシップに参加したいけれど上手くできなかったらどうしよう」など、多くの不安が私たちの足を止めてしまうかもしれません。そんな時こそ、不安としっかり向き合うことで新たな挑戦の第一歩が踏み出せます。私は最近、就活の幅を広げるためにプログラミングの勉強をはじめました。目標を掲げ、日々挑戦、日々奮闘しています。不安になることは沢山ありますが、挑戦の心を忘れず第一歩を踏み出し、お互い突き進んでいきましょう!