私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】「なんとなく就活」から脱却!企業選びの軸を明確にする

  • 最終更新:2020/05/20

    こんにちは。私は21年卒で就職活動をしている大学3年生です。大学3年の8月頃に就職活動をはじめましたが、当時の私は、とりあえず開催されている1dayインターンに参加してみるなど、「なんとなく」行動していました。そのため、いざ選考がはじまると、自信を持って志望動機や企業選びの軸を答えることができませんでした。この原因は、自分が「働く」イメージを持てていなかったことにあります。どこの企業も同じように見えていたため、志望動機や企業選びの軸をたずねられても、パンフレットの内容を引用してなんとなく答えていたのです。そこで、企業選びの軸を明確にしたいと考え、実践型インターンに参加しました。

    【私がインターンをする理由】やりたいことを見つけた。「就職したくない」からの脱却

    ~社会人と学生の違いとは?時間の使い方に感じたギャップ~

    私がプラスカラーの実践型インターンで体験した内容は、主に①NOZOKIMIに掲載する記事「私がインターンをする理由」の執筆、②人事業務、 ③NOZOKIMIの掲載記事を増やすための企画(どんな企業にどのようにアプローチするのかを考えて実行)です。 これらの業務をするにあたり、学生時代と違うと感じた点があります。それは、作業を自分のペースで進められないことです。学生時代は、例えば1週間後にレポートの提出があれば、その1週間を自由に使ってレポートを書くことができました。しかし、インターンではそのようにはいきません。その日の朝に1日分の業務とスケジュールを把握し、それに沿って作業を進めます。学生時代は日にち単位でもらえていた期限が、分単位に変わった印象です。私はもともと作業があまり早くないので、どの業務でも時間の使い方に悩まされました。そのため、効率的に仕事を進めることを重視して毎日取り組んでいました。

    ~やっとイメージできた「働く」ってこういうこと~

    長期インターンに参加し業務に携わる中で、「働く」ことに対するイメージを明確に持つことができました。時間に対する考え方も学んだことのひとつですが、加えて、会社から求められていることに応える仕事を行わなければいけないということも学びました。 例えば記事の作成では、ただ自分の体験を書くだけでは仕事をしたことにはなりません。まず、誰に対して何を伝える文章なのかを明確にし、そのターゲットに刺さる記事を書くことで、はじめて仕事をしたことになります。これは、記事がNOZOKIMIの運営に貢献できないと記事を書いた意味がないからです。自分が書きたいこと、やりたいことを行うのではなく、会社に求められていることを自分で考え、行動する必要がありました。 学生時代、いかに自分が自由にやっていたのかということがわかったと同時に、学生気分で企業を見ていてはいけないと気が付きました。どんな人に向けて、どのような価値を提供している企業なのか、ということが実際の業務にも大きく関わることに気づくことができたのです。

    ~インターン参加で得られた、社会人としての視点~

    インターンの中で、特に印象的だったできごとがあります。それは、NOZOKIMIの広報企画を行った時のことです。NOZOKIMIをより多くの企業に使ってもらうための企画として、初めは自分が考えやすい女性読者目線の企画を提案しました。しかし、「今のNOZOKIMIの課題は掲載してくれる企業を増やすこと」というフィードバックをいただきました。それから企業向けのアプローチに方向転換し、1から企画を考え直しました。 「女性採用に困っている業界にアプローチする」という新しい企画の提案をしたところ社内で好反応をいただきました。この経験から、会社が求めることを正確に把握し、それに応える仕事をする必要性を学びました。自分がやりたいことをやりたいように行うのではなく、会社にとって必要なことに応えられないといけません。これは実務型インターンで、社会人の近くで社会人と同じ業務を行えたからこそ得られた経験です。

    ~「志望動機」「企業選びの軸」を明確にする方法~

    インターンに参加したもともとの理由は、企業選びの軸を明確にすることでした。インターン期間を経て、この目的は達成されたと感じています。なぜなら、企業選びの軸をひとつ手に入れ、またその精度も高くなったように感じているからです。 実際の業務に携わる実践型のインターンに参加したことから、もしもこの企業に入社したらどのように働くのか?どんな働きが求められるのか?のという比較ポイントを手に入れました。具体的には、個人作業なのかチームで働くのか、どのような営業方法をとっているのか等です。入社したら、少なからずその企業のやり方での貢献を求められます。それが自分に合っているか?が、「企業選びの軸」や「志望動機」につながることに気づけました。 インターンで社会人として働くことのイメージが持てたことで、「個人の裁量が大きい」や「チームで働く」といった言葉を聞いたときに、具体的にどういうことなのかがイメージできるようになりました。「社会人として働く」という視点で企業ごとの違いを見られるようになったからこそ、志望動機も具体的に話せるようになったのです。

    もしもインターンに参加するか悩んでいる人がいたら、私は参加することをおすすめします。もしもそこで合わなかった場合には、自分には何が合わないのかがわかるからです。特に企業選びの軸や志望動機に困っている人は、ぜひ一度インターンに参加してみてください!