私がインターンで得たモノ
-
最終更新:2020/05/25
こんにちは。東京農業大学の国際食料情報学部3年生の和田翔汰と申します。現在21卒の学生として就活を行っています。 さまざまな企業の会社説明会に参加する中でプラスカラーに出会い、現在インターンシップに参加しています。インターンシップに参加した目的は主に2つあり、「企業を内側から知ること」「アウトプットの機会を得ること」でした。 企業を内側から知る機会というものは、学生にはほとんどありません。企業に就職するのに、企業を知らないという状況が往々にして起こっています。そのため、インターンシップに参加することで、企業というものの内部を少しでも知ることができるのではないかと考えました。 また、インターネットや本を通じてインプットをする機会は多くありますが、知識を生かす機会はなかなかありません。インターンシップを通してアウトプットできるのはいい機会だと思ったのです。
【私がインターンをする理由】説明会で会社を知れるか?〜やりたいことがない人へ〜
~インターンシップでは何をする?とにかく自分次第です~
私が携わった業務は、記事の執筆と校正、「代官山プロジェクト」の企画、スカウト型就活サイトでの業務の4つです。 記事の校正は、もともと文章を書くことが好きでブログを書いており、ライターに興味があったことから体験させていただきました。人の文章を校正することで気づきがあるという理由で任せてもらいましたが、この経験で得られた気づきは、本やインターネットからは学べないものでした。 「代官山プロジェクト」は、プラスカラーが代官山にオフィスを引っ越したことからはじまったプロジェクトです。オフィスに併設するBARを活用する企画と代官山活性化をミックスした新規プロジェクトになりました。個人では決してできない規模感の企画だったので、大きなやりがいを感じながら進めることができました。 一方で課題もありました。私がインターンシップに参加できない期間があることや、関わるインターン生の入れ替わりなどがあり、役割分担を行ってプロジェクトを継続させることが非常に難しい点です。また、新規プロジェクトという決まった答えがない業務だったので、これまで学校で答えのある問題ばかりに向き合ってきた私には難しく感じられました。 これらの課題は、今後乗り越えていきたいと考えています。
~代表から学んだ、仕事へのマインドセット~
インターンシップを通して学んだことは3つあります。1つめは、時間を区切った業務の進め方などの「仕事術」。2つめは、仕事はつらいだけではなく自分が好きなことなら楽しんで取り組めること。3つめは、“仕事”をする難しさを感じた際などのマインドセットです。 印象的だったのは、業務の合間に代表からもらったアドバイスです。インターンシップ4日目、プロジェクトが停滞してしまい、自分たちが何をしたらいいか分からないという状況で代表にアドバイスをもらったことがありました。
「仕事は終わらせないと永遠に積まれていくから、その日の仕事はきちんとその日に終わらせるマインドセットをしなさい」
そう教えていただき、その日から与えられたタスクはどんどん終わらせていくようにしました。 インターンシップを通じて学んだことは、普段の生活にも活かせるものが多くあります。私は学んだことを生活に活かして、それまで行なっていただらだらとした就活は終わりにし、常にタスクに挑む気持ちでやっていこうと決意しました。
~インターンシップで価値観まで変わる!?~
大学3年生のころ、私はなんだかんだ仕事ができる人間だと思っていました。実際のところ、「自分は平均より少し優れている」というバイアスを持っている人は多いのではないでしょうか。 しかし、いざプラスカラーの業務に携わってみると、自分は思った以上に大した人間ではないことが分かりました。もちろん現時点において、ですが。 代官山プロジェクトを進める中で、自分の意思決定でプロジェクトを左右する事が怖くなり、業務を思うように進められなかったことがありました。また、インターンシップ期間で何か残せるものを作りたいと思っていたものの、結果を出すことはできませんでした。自分の実力不足が浮き彫りになる環境だからこそ、自分の未熟さに気づくことができたのです。 一方で、インターンシップ参加前と変わらない価値観もあります。それは、“会社は学校ではない”ということです。他の就活生を見ていると、「研修で育ててもらいたい」「会社で勉強したい」という受け身の人が多いと感じます。しかし、会社はアウトプットに対して給与を払うので、インプットは自分で行い、仕事で自分の価値を提供する以外ありません。目標を達成できればどう動いても構わないというプラスカラーの社風からも、この考えは間違いないと確信することができました。
~企業のことを知らずして就職する、はやめよう~
ゼロから企画をはじめさせてもらったり、やりたいと提案したことをやらせてもらったり、1dayインターンシップでは決してできないことを経験させてもらえました。参加した率直な感想として、会社の雰囲気は柔らかく、それでいて業務はしっかりと見ていただき、とてもやりやすかったです。 私が思う「インターンシップに参加すべき理由」は、自分自身の身の程が理解でき、謙虚さが備わること。そして会社側の視点が理解できるというものです。社会をなめている学生は本当に多いです。私もその1人でした。インターンシップを経験すると、自分がいかに今まで勉強不足だったのかわかります。今の時代では、どこでも学べてどこでもアウトプットできます。行動に移さなかったのは、怠慢であり謙虚さが足りていない証拠です。 また、会社側の視点を得ることで、相手はなにが欲しいのかを考え自分を売り込むこともできます。インターンシップをせず、企業のことを知らないままこの先何年も身を置く場所を決めるのは非常に恐ろしいことです。就活生は、就職すれば自分の時間を企業に投資して対価を得ます。そのことを自覚し、企業をしっかり知ることが必要だと思います。
月並みではありますが、人間の可能性は無限大です。早めに自分の未熟さを知ることができれば、大きく成長できます。そうはいっても、自分が未熟だと知るのはとても怖いですよね。 僕の好きな漫画にこんなセリフがあります「下手くその上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目」この一歩目が早いほど上級者への道も早くなります。あなたの一歩目はいつですか?今すぐ一歩目を踏み出すための旅に出ましょう。