林龍聖_私がインターンで得たモノ

私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】不安だらけの挑戦!新たに見つけた軸と譲れない価値観

  • 最終更新:2022/03/03

    はじめまして。長崎国際大学人間社会学部国際観光学科3年の林龍聖です。現在23卒として就職活動をしています。私がプラスカラーのインターンシップに参加することを決めたのは、大学生活において自分で決めたことを最後までやり抜く経験がほとんどなかったから、実践でしか学ぶことのできない経験をしたかったから、就職活動の軸の1つでもあるワークライフバランスがプラスカラーの「時間と場所にとらわれない働き方」につながり興味を持ったからという理由からでした。

    インターンシップに参加する以前の私は、面倒なことは後回しにし、迷いはあるものの、知らない世界に挑戦する勇気はありませんでした。この性格を変えたいと思ったのも参加した理由の1つです。今、「挑戦したいけど迷っている」「インターンシップのメリットって何?」と感じている方にぜひ読んでいただきたいです。

    業務を通して自分の弱みを見つける

    今回のインターンシップは計8日間あり、記事執筆からはじまり採用広報業務に至るまで幅広い業務を行いました。その中でも、5~7日目のInstagramとTwitterを利用したプラスカラーの採用広報業務が強く印象に残っています。プラスカラーについて興味を持ってくれそうな人に対して、プラスカラーの説明、魅力づけをし、最終的に説明会に参加してもらうという業務内容でしたが、結果として私は誰にも説明会参加をしてもらうことができませんでした。

    しかし、学ぶものは多くありました。最も重要だと感じたのは”PCDA”を高速で回すことです。ターゲットのリストアップとメッセージの作成をするにあたって、計画から実行、改善して実行を繰り返し行いました。メッセージの送信は毎回異なる2つの文章を作成し、比較しながら返信率を見て文章を改善していきました。フランクな文章を書くことで返信をもらうことができたものの、相手が求めている情報を聞き出すことはできず、説明会への参加につなげることができませんでした。相手を思いやったコミュニケーション力と、深掘りして考える力が未熟なままだったと感じています。やるからには結果を出したいという気持ちで臨みましたが、業務に対する反省から自分に今足りていない力を知ることができ、”PCDA”の重要性も理解することができた経験となりました。

    社会人として当たり前の行動と様々な意見を参考に視野を広く持つことを学ぶ

    広報業務から学んだことも多くありましたが、実践インターンシップという経験を通して、社会人として当たり前の行動を学ぶことができました。具体的には報連相をすること、業務指示は事前に確認して準備をすること、分刻みのスケジュールと目標を細かく立てることの3つです。

    報連相は1つの作業を終える毎に終了の報告と確認をお願いすること、事前の確認と準備は添付のファイルなどを閲覧できるか確認すること、スケジュールは細かく立てて効率的に業務を行うことなど、頭では理解していても忘れがちな行動だと感じました。これらを自然に当たり前にできる人こそ、仕事ができる人なのだと思っています。インターンシップに参加する以前に比べて、目上の方々へのメッセージ文や時間には気を遣うようになりました。それに加えて、業務を進める中で社員の方から様々なアドバイスをいただき、その多くのアドバイスを参考に自分にとって最適かつ効率的な方法を模索していくことの面白さも知ることができました。このことから、一人の価値観や考え方で物事を進めることに比べ、様々な意見や価値観を取り入れながら進める方が自分自身の考え方の幅や視野が広がることを学びました。

    新たな軸の発見

    インターンシップに参加したことは、就職活動の軸や価値観を見直すきっかけにもなりました。以前は「福利厚生がしっかりしてるところ」「残業が少ないところ」など、ありきたりで差別化することのできない軸しか考えていませんでした。しかし、インターンシップに参加する日々を過ごすうちに新しい軸を見つけることができました。それは、「入社1、2年目の研修を親身になって行ってくださる企業で働きたい」ということです。この軸にたどり着いたきっかけは、業務を行う中で社員の方からフィードバックをいただいた際に「切り口が全く異なってていいね!」「例えば~な感じでもいいかも!」というようにとても丁寧に対応してくださったことで業務に対する不安や心配が軽減されたことでした。

    就職活動の軸に変化があった一方で、変わることのなかった価値観もあります。それは「ワークライフバランス」です。私は家族を大切にしたい、大きい小さいに関係なく常に夢を持って仕事をしたいと考えており、それは唯一譲れない価値観です。プラスカラーの働き方は自分の価値観にとても合う部分があり、一人で業務に取り組むことは辛いときもありますが、乗り越えることができています。

    インターンシップを通して感じたこと

    このインターンシップを通して、インターンシップに参加することにはメリットしかないと感じました。インターンシップに参加すると、”漠然とした業界や業種のイメージを明確にすることができる”、”社会人として働くことの大変さとやりがいを実感し、必要不可欠なスキルを習得することができる”、”向き不向きを知ることができ、これまでの就職活動を見直すきっかけになる”と思っています。それによって自分の目指す理想の社会人を発見することもできます。

    私自身、社員の方からのフィードバックで良い評価をいただいた経験や、メールの文章や添付ファイルにも気を遣い、褒めていただいた時にやりがいを感じた経験、業務指示書やアドバイスに何度も目を通して自分で物事を考えて進めた経験から、当たり前のことを当たり前にし、先輩後輩関係なく信頼され、責任のある仕事を先頭で引っ張る存在になりたいと思うようになりました。迷ってばかりの性格でしたが、社会人としての理想の姿や軸を見つけることができたのも実践インターンシップに参加したからだと考えています。

    私はインターンシップを通して、ひたすら迷い悩んでもいいけれど、少しの勇気を持って挑戦してみることが大切だと改めて実感しました。「やる後悔よりもやらない後悔の方がもったいない」と言いますが、本当にその通りだと思います。未知で手が出せなかった業界でも、インターンシップに参加すると説明会では見えない部分が見えて、「意外に向いてるかも!?」と感じるかもしれません。社会人になると同じ体験はできません。不安はあると思いますが、挑戦して今の自分から生まれ変わってみませんか?