就活研究記事

  • 最終更新:2019/09/03

    みなさんこんにちは!
    プラスカラーインターン生の末吉です。
    21年卒の合同企業説明会などが開催され始め、「何をしたらいいの!?」と焦っている大学3年生の方もいらっしゃる時期ではないかと思います。
    そんなあなたには是非、興味がない企業・業界の説明会にも参加してみることをオススメします!
    そして今日はその理由について、私自身が感じた観点からお話ししていきます。

    1.就職活動においてあなたが重要視するポイントは?

    志望度が低い企業説明会に参加しようと言っても、手当たり次第に説明会に参加しよう!というわけではありません。
    なんてったって就活はお金がかかるし時間調整も大変!
    (金銭面での苦労はhttps://nozokimi.jp/1399の記事をチェック!)
    では、「手当たり次第」にしないためにはまず何をすればいいのでしょうか?
    突然ですが、あなたが就職活動を開始するにあたって、最優先の条件はなんでしょうか?
    業種や職種?「成長できる環境」「風通しの良さ」などの社風?
    それとも福利厚生や勤務地・勤務時間などでしょうか?
    なぜこの質問をしたかというと、まずはこれらのことを考えて欲しかったからです。
    ここをある程度決めておかないと本当に手当たり次第になってしまい、私のように働く時間がなくなって趣味の観劇回数を減らす…なんてハメになります。泣
    とまぁそんな泣き言は置いておいて、重要視するポイントを決めたら次は…
    ある程度、で大丈夫なので興味のある企業を見つけましょう。
    実際に説明会に足を運ばないと分からないこともたくさんあるので、就職活動サイトなどを見てここの説明会は絶対いきたい!というところを選んでみてください。
    ✩ポイント:就職活動サイトに求人情報を出さずに採用活動を行っている企業もあります。
    興味のある企業の掲載がなくても諦めないで、企業HPを見に行ってみるといいことあるかも。

    2.様々な業界・企業の説明会に参加してみよう

    それではいよいよ説明会に参加してみましょう。
    志望度の高い企業の説明会を優先するのはもちろんですが、同業他社の説明会にも参加してみよう!
    企業HPからは分からなかったけれど、説明会で聞いたことに興味が湧くということや、反対に「興味があったのに思っていたのと違った…」ということがあるかもしれません。
    実際に私も興味のあった業界で説明会に参加してみたら、実際は自分が思っていた業務内容ができないことを知り、辞めたことがありました。さらに、興味のなかった同業の中小企業ではその業務ができることが判明したということもあります。
    また、業界全体を把握することで、その業界のなかでも自分のやりたいこと・興味のあることが明確になってくるはずです。
    さらに、「業種は希望のものではないけれど、社風や福利厚生などが自分の望むものにあっている」という企業の説明会にも参加してみましょう。
    説明会は出会いの場であり、学びの場なのです。希望の企業や業種が必ずしも自分に合うものではないかもしれませんし、説明会はそのことに気付く絶好のチャンス!また、興味のなかった業種のなかに面白みを見出せる機会でもあるんです!

    3.自分を見つめ直すきっかけに

    「希望の企業や業種が必ずしも自分に合うものではない」というのはよく起こり得ることで、そのまま選考に進むとミスマッチングなのにもかかわらず、内定が出るなんてこともあるわけです。
    (ミスマッチングについてはhttps://nozokimi.jp/1089をチェック!)
    なぜそんなことが起こるのかというと、企業に寄せた“ガクチカ“を考えたり、自己PRを考えたりして学生が企業にすり寄ってしまうから!
    内定がほしいと焦る気持ちは私もありますし、当たり前の感情だと思います。
    そして、「自分を変えて企業に合わせて働くことが苦ではない」と考えるほど「その業者・企業でなくてはいけない!」というのなら、それでも構わないと思います。
    …が!前途の記事にもあったように、就職しても3年以内に離職する確率は3割と高く、ミスマッチングがその一因になっているそうです。
    どうせ働くなら自分らしく働きたくないですか?私は自分らしく働きたいです。
    もしこの記事を読んでいるなかにも私と同じ考えの方がいるのであれば、自分に嘘をつかないで!
    自分に嘘をついて内定を貰っても、今はよくてもあとあとつらいのは自分!

    4.マッチングしそうな企業が見つかったら

    「嘘をつかないで」と言いましたが、何も考えなくていいと言っているわけではありません。
    「自分に合いそう!」という企業が見つかったら、まずはその業界および企業でしたいことが自分の成長にどうつなげるのかを考え、そのために何をすべきかを考えましょう。
    企業そのものの成長だけでなく、自分が一個人として今後どのように武器を手に入れるかを考えられると、就職活動を楽しめるのではないでしょうか?事実、私も自分の未来予想図を企業と絡めながら考えることで就職活動が苦痛なものから楽しいものへと変化してきました。
    そしてこれらを考えたら、取り繕うのではなく、「自分」を伝える・表現する練習を行っていきます。
    大学の就職センターを利用するのもよし、友人に付き合ってもらって練習するのもよし。
    人前でアウトプットする練習をして、フィードバックをもらうことでより「伝わりやすい伝え方」を習得しよう!
    実際、私は友人に自分の考えをアウトプットする練習に付き合ってもらい、以前よりはスムーズに話せるようになりました。
    記憶するのではなく、あくまでもアウトプットの練習です。そこは間違えないように要注意!!
    (以前私は大学編入の専門学校に通っていたのですが、そこの面接対策の授業で「暗記はバレバレ」だと口すっぱく教えられました。人事担当者は素人ではありません。)

    就職活動=出会いの場であり、そのことに気付き、説明会からでも何か一つ学んで帰ろうという気持ちになると、一気に就職活動が楽しくなります!「そんなバカな」と思ったそこのあなた、騙されたと思って「ここは出会い・勉強の場」と考えながら就活に取り組んでみてください。すると、途端にワクワクしてくるはずです!そこの内定がもらえなかったからと言って悲観する必要はありません。
    そこでの出会いが今後いきてくる場所が必ずやってくる、と私は信じています。
    なので、急いで就職活動を終わらせることをゴールにせず、長く働ける居心地のいい環境を探すためにも、視野を広く様々な企業の説明会に参加してみましょう!