【育休取得後の働き方】復職前に重要なのは、足し算の準備ではなく、戦略的な引き算!自分を追い詰めない『やめることリスト』
公開日:2026年6月29日
最終更新日:2026年06月29日
NOZOKIMI編集部(株式会社プラスカラー)
「NOZOKIMI-ノゾキミ-」はキャリアを考える全ての女性に対して企業選びの参考になる情報提供や接点を提供することを目的に運営しています。「この会社で働いている理由」「なぜ入社を決意したのか」「どんな仕事を取り組んでいるのか」など社内で働く女性社員にインタビューを行い、女性社員の生の声を届けています。
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育休が終盤に差し掛かると、多くのパパ・ママが「いよいよ復職か……」と焦りを感じ始めます。 ネットで『復職準備』と検索すると、出てくるのは「時短家電を買い揃えよう」「復職後のタイムスケジュールをシミュレーションしよう」といったアドバイスばかり。しかし、これらはすべて「やること」を増やす足し算の準備。 仕事、家事、そして育児。これらを24時間という限られた枠にすべて詰め込もうとすれば、どんなに優秀な人でも、どんなに便利な家電があっても、いつか必ずキャパ崩壊を迎えます。特に、パートナーが激務で実質的なワンオペ状態の方や、シングルマザー・シングルファザーの方であれば、なおさらです。 これからの両立生活で本当に必要なのは、「がんばる項目」を増やすことではありません。復職前の元気なうちに、「何を絶対にやらないか」を決める、戦略的な引き算です。今回は、社会で戦う全てのビジネスパーソンが、自分自身と子どもの笑顔を守るために使える、4つの『やめること』リストをお届けします。
1. 「完璧な親」を目指すことをやめる(家事の引き算)
働くパパママが長期で育休を取得した場合、復職したその日から持ち時間は物理的に半分になることをイメージしてください。育休期間中に子どもを最優先に考えて頑張ってきた「平日の料理は栄養バランスを考えた手作り」「部屋はいつも綺麗に片付いている」という完璧な状態維持の理想は、自ら無理ゲーに挑むようなものです。
家事における「ちゃんとしなきゃ」という思い込み(ハード)は捨てましょう!
- 平日の料理は作らない: お惣菜、冷凍食品、ミールキットをフル活用する。週3日は「温めるだけ」の日があっていい。
- 掃除は週末だけでいい: ルンバに任せるか、多少のホコリでは死なないと割り切る。
- 洗濯物は畳まない: 乾燥機から出したら、各自のカゴに放り込むスタイルに変える。
家事の手抜きは、怠慢ではありません。「復職後に、笑顔で子どもと向き合うための、最も費用対効果の高い時間投資(ソフト)」なんです。
2. 「自力でがんばる」をやめる(外部インフラの確保)
真面目な人ほど、「自分が親なんだから、自分がなんとかしなきゃ」と、限界を迎えるまで1人で抱え込んでしまいますが、1人の人間のリソースには限界があります。突発的なトラブルが起きた時、自力だけで解決しようとすると、仕事かメンタルのどちらかが必ず破綻します。
復職前の元気な育休中に、復帰後のドタバタを助けてくれる「外部のチーム(インフラ)」を配置しておきましょう。
- 自治体のファミリーサポート、病児保育への登録
- 民間シッターアプリや、家事代行サービスの選定
ポイントは、登録するだけでなく、育休中に「最低1回は試しに利用しておくこと」。いざ復職して子どもが熱を出した時、パニックになりながら初めてシッターを探すのは得策ではないです。「人に頼る罪悪感」は育休中に捨て、いつでも使えるセーフティーネットを持っておくことは、最強の危機管理になります。
3. 職場の「いい人(イエスマン)」をやめる(抱え込み防止)
復職後、多くの人が「育休で会社に迷惑をかけたから」「急に休むリスクがあるから」という引け目から、職場で必要以上に「いい人」を演じてしまいます。頼まれた仕事を断れず、1人で抱え込んでしまい、お迎えの時間が迫って血の気が引く……。そんな未来は、今すぐ回避すべき!将来のキャリアと大事な我が子との時間を守るためには、精神論ではなく「業務の仕組み化」が必要です。
- 自分のタスクを「全可視化」しておく: スプレッドシートなどで、自分が今何の業務を抱えているかをチームに常に共有する。
- いつ抜けても回るマニュアルを作る: 「自分しか知らない業務」をなくし、子どもの発熱で突発休をいただく時も、周囲がスムーズにカバーできる状態を日頃から作っておく。
「全部自分でやります!」というイエスマンをやめ、最初から「周囲がサポートしやすい仕組み」を整えておくこと。これこそが、チームにとっても、自分自身にとっても一番誠実な仕事の進め方です。
4. 面談での「受け身」をやめる(復職面談のキラーセリフ)
多くの企業では、復職前に復職者の希望を聞いたりという面談が設定されています。この際、上司が良かれと思って「子育てで大変だろうから、責任の軽いルーティンワークに回そうか?」などという配慮をすることがありますが、これがいわゆる「マミートラック(キャリアの停滞)」の始まりです。
会社からの配慮や出方を待つ「受け身」の姿勢を絶対に取ってはいけません。復職面談の場では、自分の意志とリソースを先回りしてポジティブに提示し、面談の主導権を握る必要があります。
<面接で上司に伝えるべき、キラーセリフ例>
「復職後はお迎えや突発的な看病があるため、物理的に動けない時間(残業など)が発生します。ですが、勤務時間内において、〇〇の成果(目標)には100%コミットしたいと考えています。限られた時間で最大のパフォーマンスを出すために、私のタスクの可視化と進捗の共有に、ぜひご協力いただけますか?」
「時間は短いけれど、成果を追う意志はある」というスタンスを最初に伝えておく。これだけで、上司はあなたを「配慮して干す対象」ではなく、「時間内で成果を出してもらうための心強いパートナー」として認識してくれるはずです。
おわりに:あなたのキャリアは止めなくていい
育休からの復帰は、人生の大きな転換期です。 パートナーがいても、いなくても。周りの環境がどうであっても、あなたが仕事にかける情熱や、築いてきたキャリアの価値は1ミリも変わりません。大切なのは、全てを1人で背負い込もうとしないこと。 家事を引き算し、外部のインフラを頼り、職場の同僚をシステムとして巻き込む。この「知的な戦略」さえ育休中に準備しておけば、仕事も子育ても全力で向き合うことができます。
まだまだ前例は少ない日本社会ですが、子育て世代一人一人の意識、従来の考え方にとらわれず、現代社会の中での一歩が未来を変えることに繋がります。NOZOKIMIは仕事と子育ての両立が当たり前となりつつある中で、子育て世代に寄り添った情報を今後も届けていきたいと思います。
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- 設立年月
- 2013年3月15日
- 従業員数
- 非公開
- 女性従業員数
- 全体の80%
- 事業内容
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