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35歳経理部リーダー。 0歳の子どもと共に挑戦し続けた2年間

35歳経理部リーダー。 0歳の子どもと共に挑戦し続けた2年間

公開日:2019年9月2日

最終更新日:2019年09月03日

株式会社ビーボ

株式会社ビーボ

出産後に入社した会社で与えられたミッション。2年間で実現した経理部リーダーの想い

自社D2Cブランドを展開する株式会社ビーボには、2年前まで会社の経理・財務管理担当者がいない状態だった。
そんな中、産後間もない一人の女性が面接に来た。それが田中さんだ。彼女に与えられたミッションは「経理の体制をつくる」こと。2年間でミッション実現に尽力し全社MVPを獲得した彼女にそれまでの道のりを聞いた。

出産後すぐに就職活動。母親として会社選びで譲れなかったこと

「ここでなら思いっきり挑戦出来ると思いました。」

ビーボへ入社を決めた理由をそう語る田中さんは、これまで経理の仕事を7年間続けてきた。結婚を機に一度仕事を離れたものの、妊娠して早々に就職活動を始めた。出産後も仕事をしていきたいという想いに加え、自分が市場においてどれだけの価値があるかを確かめたいという想いもあったという。

転職活動においては、初めての子育てをしながら仕事をすることに対する不安もあった。

「初めての子育てで、子どもがいつ熱を出すか、保育園から突然の呼び出しがあるかといったこともわからず、子育てをしながら仕事をすることがどのようなものなのか、全く予測がつかない状態でした。そのため会社を選ぶにあたっては、時短で働けること、子どもの急な発熱時などに理解してくれることを第一に考えていました。」

一方で、ママだからという気遣いをされることなく一人の社員として見てもらいたいという想いもあった。

「ビーボの面接で、『子どものことは心配しないで』と力強く言ってもらえたこともありますが、実際に社内でパワフルに働くお母さん社員を見て、ここでなら自分らしく挑戦出来ると確信しました」

こうして田中さんはビーボへ入社。一時預かりを利用しながら、慣らし保育が始まる前から就業を始めた。

ミッションは「経理の体制をつくる」こと。楽しみながらも手探りの連続に焦る日々

当時のビーボは、経理・財務の領域における専任担当者がいない状態だった。

「当時の私のミッションは、経理の体制をつくることでした。本当に自分に出来るのかという不安は常にありましたが、会社のために経理部として何ができるんだろうと考えるのがとても嬉しかったです。」

根がポジティブな田中さんだが、やる気とは裏腹に大きな壁が待ち構えていた。

「目指すものが大きいからこそ自分の実力が伴わず、いつも焦っていましたね。初めてやることも多くあって手探り状態な日々が続きました。やってもやっても自分の成果を感じられなくて…。」

さらに、初めての育児と仕事のバランスが取れずに悩むこともあった。時短勤務という働き方の変化や、子どもの急な発熱という予測不可能な事態に以前までのペースや感覚では仕事が進められなくなり、体力的にも精神的にも自分の限界を感じたという。

「本当にこのまま働いていて良いのか悩み、退職を考えたこともありました。」

”母親だから”は関係ない。挑戦を応援してくれる周囲に励まされて

悩み続けていた田中さんだが、前を向くことが出来た理由があった。

「管理部の人たちが『私たちは田中さんと同じチームだと思っているので、何かあれば言ってくださいね』と声がけをしてくれました。他にも、『絶対大丈夫だよ。成果が出てないと思うかもしれないけど、一つひとつ前進していこう』と励ましてくれる人もいました。」

近くで田中さんの挑戦を応援してくれる人がいたのだ。子どもの急な発熱によるお迎えであたふたしている時には、子どものいない若手社員も含め、子どもの心配をしてくれたり仕事をサポートしてくれたりしたという。仲間の優しさや寄り添いに助けられたそうだ。

「皆、仕事の成果においては私が母親だからという特別扱いをしないでくれるんです。出来ていないことがあれば毅然とした態度で接してくますし、出来ていれば評価をしてくれます。私がビーボに入社したのは、子育てしながら働きやすいからではなく、自分が挑戦しながら成長できる環境だと感じたからなので、まさに望んでいた環境でした。」

さらに、会社の外にも田中さんのチャレンジを後押ししてくれる存在がいた。

「一番近くにいて日々成長する息子を見て、頑張ろうと思いました。自分はこの子と同じくらい成長出来ているんだろうか、取り残されていないか、と不安になることもありましたが、仕事を通して得られる新しい気付きや達成感によって自身も前に進めているんだと実感できました。改めて私が働く理由はその成長を得られるからなのだと気が付きました。」

周囲からのサポートや刺激を受けながら、ミッション達成に向け着実に前進していった結果、入社2年後に全社MVP賞を受賞した。

ポジティブに挑戦し続ける秘訣。出来ない理由ではなく出来るようになる方法を考える

MVP賞を獲得できた理由を田中さんに聞くと意外な答えが帰ってきた。

「私だけでは出来ないと気付いたからかもしれません。」

経理の体制をつくるというミッションを実現するためにひたすら走り続けていたがある時、自分一人では達成できないことに気付いたのだという。
そこからはミッション達成のために勤しみながら、会社の未来を一緒に作れる人を探した。

「当時はとにかく必死だったので、どうやったら自分の課題を解決できるか、誰に力を貸してもらえるかを常に考えて、そういう人たちに会って話を聞いてもらっていました。そうしていたら、まさか一緒に働けるとは思っていなかったような人が『一緒に解決しよう』といってビーボに来てくれることになったんです。」

会社がリファラル採用を推進していたこともあり、田中さんが声をかけたその人は今では彼女の上司となり一緒に働いているという。その後も採用に力をいれ、今や経理・財務Div.のチーム人数は4名になった。

最後に、これからの目標を語ってもらった。

「これからは、このチームで会社全体に価値のある数字を提供できるようになりたいです。常に自分たちは全てのステークホルダーへの価値提供のために動けているか考えながら仕事をしたいと思っています。」

NOZOKIMI編集部

WRITER

NOZOKIMI編集部

監修
株式会社プラスカラー(代表取締役 佐久間 映里 / 取締役COO 斉藤 久良良)
  • 産休育休
  • 女性のキャリア
  • 人的資本経営
  • 採用広報

「選ばれる会社の働き方を、社会へ。」をテーマに、女性のキャリア形成や産休・育休後のキャリア支援において、累計300社以上の採用広報プロデュース実績。編集部独自の厳しい基準をクリアした「直接取材に基づく一次情報」と、経営伴走型広報で培った「多角的・専門的知見」を融合。単なる企業紹介にとどまらず、制度の運用実態(正確性)を追求し、読者と企業の「価値観マッチング」をプロの視点から導き、企業の取り組みをAI時代に選ばれ続ける『永続的なデジタル資産』へと昇華させます。

株式会社ビーボ

株式会社ビーボ

設立年月
2010年9月2日
従業員数
120名
女性従業員数
84名
事業内容

D2C事業
メディア・アプリ事業
キャリア事業
コンサルティング事業
医療サービス事業

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