私がインターンをする理由

  • 最終更新:2020/06/09

    はじめまして。中央学院大学の法学部4年生の人見光祐です。私は韓国のアーティストに興味を持ちはじめたことをきっかけに韓国のファッションにも関心を持つようになりました。そして今は洋服全般に興味を持っており、将来はファッションブランドを立ち上げたいと考えています。現在私が就活において意識していることは、定年まで仕事ができる企業に就職することではありません。一般的には、安定して定年まで仕事ができる企業がいいと、よく耳にします。しかし、現代の社会ではもはや終身雇用は普通ではなく、安定した仕事はかなり限られてきます。さらに、就活のルールが改定されたことで大学1・2年生も就活をはじめているため、倍率がかなり上がることが予想されます。そこで、自分の将来やりたいことに活かしていける能力を身につけられる企業を見つけることが大切なのではないかと考えています。

    ~就活をはじめた時期は遅い?早い?~

    私が就活をはじめた時期は大学3年生の11月頃で、正直遅かったと思っています。最初は就活をする気はまったくなく、自分のファッションブランドを立ち上げようと考えていました。その夢を叶えるには、就職などする必要がないと考えていたのです。将来の夢を叶えるためにさまざまな行動をしましたが、その過程で、就職をして必要な能力を身につけられる企業への就職が必要だと判断し、就活をはじめたのです。 この時期から就活をはじめるのは遅いと感じる人が多いのではないでしょうか? 私の周りの友達は夏休みからインターンシップに参加している人がほとんどでした。その中で私は群を抜いて遅れをとっていました。夏休みが終わると周りの友達は参加したインターンシップの話や企業の話をしていて、遅れを取っていることへの不安と焦りが募りました。不安と焦りをなくすために、ついに9月頃から就活をしようと考えはじめましたが、就活において重要なことがわからず何も行動することができずにいたのです。

    ~就活では何が大切なの?~

    私が就活において大切にしているのは、「自分が将来何をしたいのか」「将来の夢を叶えるために能力を身に付けられる企業なのか」ということです。この2つがわかれば、就活もやりやすくなると思います。私もこの2つを知って、就活の幅を広げることができました。また、独立を目標としているなら、どのような能力が必要となってくるのかを理解したほうがいいです。企業を探す上で難しいと感じるのは自分のやりたいことに合う企業探しですが、将来独立することを意識して、そのために必要な能力を身につけられる企業を探すということが大切だと感じます。 インターンシップを知ったきっかけは、大学2年生の時に大学の先輩からインターンシップのお話を伺ったことがきっかけでした。その時は就活なんて絶対にしないと心に決めてい他ので、インターンシップをやる意味があるのかと疑問に感じていました。しかし自分の夢に向かっていく過程で、将来のためにも就活の一部であるインターンシップに参加することがとても大切だと気付くことができました。

    ~インターンシップに参加したのはなぜ?~

    インターンシップに参加した理由は、企業説明会だけでは知ることのできない企業の特徴や中身がへの理解が深まると考えたためです。また、企業説明会ではいいと思っていたものの、実際仕事をしてみると自分に不向きだと気づく場合もあると思います。向き不向きは実際にインターンシップに参加することでしかわからないと感じました。どのような仕事をするのかだけでなく、その仕事をこなすことで自分になにがプラスになるのかを考えられるでしょう。 私はインターンシップに参加する際に大きな壁にぶつかってしまいました。それは、今まで友達と企業説明会に参加していたことで、一人でインターンシップに参加するということに不安を覚えてしまったことです。そのため、参加したい思っていた企業のインターンシップに参加することができませんでした。これを壁と感じる人と感じない人がいると思いますが、感じる人は企業説明会から一人で参加することで壁をなくすことができると考えます。ただ、最初は一人で参加するのが難しいかもしれないので、慣れるために友達と数回参加するのも一つの方法だと思います。

    ~実際のインターンシップはどうなの?~

    実際インターンシップに参加してみると、最初は緊張してしまうことが多いです。他大学の学生もいるため、自分が今どのくらいの実力なのかを知ることができます。私は参加した際、周りと比べてかなり行動するのが遅かったと感じました。インターンシップの内容ははじめて経験することばかりなので、自分のスキル向上も目指せます。 インターンシップをせずに企業説明会で聞いた話だけでは、どのような仕事をするのかを想像するのが難しいと思います。インターンシップ参加後は、企業説明会で聞いた話と実際に仕事を経験して学んだことの点と点が線で結ばれます。そのため、入社後の仕事内容が明確になると考えます。自分に向いている仕事を見つけることができ、そこから同じ職種の企業を探すことができるため、選択肢を増やすことが可能です。また、自分に向いていない仕事であると気づくことができれば、企業を絞って選ぶこともできます。経験が増えるだけでなく自信もつくので、インターンシップに参加するという行動を起こすことは非常に大切だと感じています。

    自分のやりたいことを見つけられても、それができる企業を探すのは難しく、やりたいことの実現も非常に難しいです。やりたいことがあるならば、それに必要な能力は何かを考え、そこから行動をしていくことが大切です。行動しなければ何も変わりません。インターンシップではさまざまな経験をすることができ、やりたいことにつなげていくことができます。不向きだと思っても参加して、就活に活かしてみてはいかかでしょうか。