
子どもファーストで働く。ママに寄り添うプラスカラーの思いやり
公開日:2025年6月23日
最終更新日:2025年06月17日


株式会社プラスカラー
営業・人事・広報といった幅広い職種を経験した代表の佐久間が仕事と子育てとの両立を目指し2013年に設立したプラスカラー。
「ダイバーシティを前提とした社会でのロールモデル人材を増やす」というビジョンのもと、広報サービスを中心とした事業展開をしながら、子育て世代の男女が、仕事と家庭のバランスを取りながらキャリア形成していくための支援に取り組んでいます。
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◼︎契約形態:業務委託
◼︎採用条件:社会人経験3年以上
広報経験3年以上
子どもの急な発熱や体調不良で会社を休むとき、子育て世代なら誰しもが気を遣ってしまうはず。
株式会社プラスカラー(以下、プラスカラー)は、子育てをしながら働き続けることができるように、時間と場所にとらわれないワークスタイルを叶えることができる会社です。
プラスカラーに転職して4年目。保育士だった石川さんの子どもファーストな働き方とは?
プラスカラーで働くメンバーは、全員が業務委託契約。お互いの子育て事情を理解し合いながら働く、プラスカラーならではのカルチャーをご紹介します。
石川さんのプロフィール | |
---|---|
雇用形態 | フリーランス(業務委託) |
働き方の形態 | リモートワーク(完全在宅勤務) |
勤務形態と勤務時間 | 自由 |
子どもの人数 | 1人 |
子どもの年齢 | 6歳 |
子どもの性別 | 女の子 |
産休を取得したのはいつから? | 産休を取得せずに退職 |
育休はいつまで取得した? | 育休は取得していない |
仕事復帰したのはいつから? | 子どもが1歳くらいになってから |
フリーランスママ。「9時から17時の間で働くと決めています」
「自分の中では9時から17時の間で働くと決めていますが、それ以外の時間帯に仕事をすることもあります」
“業務管理サポート”として働いている石川さん。広報に携わる進行管理の仕事から、メディア運用に携わる入稿作業、画像制作などの仕事まで、さまざまな業務のサポートをしています。
「去年(2024年)までは午前中のみで働いていたのですが、今は稼働する時間や役割の幅を広げて多くのことを任せていただいていますね」
分刻みのスケジュールでみっちりと働く石川さんは、現在一児のママ。忙しいはずの石川さんからどことなく余裕を感じられるのは、完全在宅ワークという環境のおかげで仕事と子育てのバランスが取れているからかもしれません。
「娘が幼稚園から帰ってくるのが13時半から14時くらいなので、14時半とか15時から17時までまた仕事をする、という感じで働いています」
プラスカラーでは、子育てルーティンに合わせて、働く時間を自分で決めることができます。それだけで理想的!と思えるかもしれませんが、プラスカラーには“理想のその先”がありました。
石川さんは仕事と子育ての両立にスマホのアラーム機能を活用しているそう。「18時にやらないといけない仕事があるときは、料理をしている途中でアラームを止めてパソコンに向かいます」
子どもの体調不良で…。「当日に言ってもよかったんだ!」
石川さんがフリーランスに転身したのは、妊娠をしたことがきっかけ。産休・育休を取らずに前職を辞めたそう。その理由を尋ねてみると、子育て世代のある悩みに直面しました。
「“何時から何時までの勤務”という決まりがある場合は、『ちょっと子どもの具合が悪くてすみません!』という状況になったときに、『あぁ…』って思われるんじゃないかなということを考えていました」
自分だけが“特別扱い”をしてもらっている…。そんな後ろめたさをつい感じてしまう気持ちに共感していると、石川さんがプラスカラーでのあるエピソードを話してくれました。
「進捗確認のミーティングが毎週あるのですが、そのミーティングの前日に娘の具合が悪くなったときがあって、『ミーティングの時間帯に病院に連れて行きたいんですけどいいですか?』とお伺いをしたら、『お子さんを優先してください』と言ってくださって」
「お子さんを優先してください」と言った石川さんの声は、まるで親しいママ友に声をかけるときのようなトーン。その話し方から想像できたのは、“プラスカラーではよくある会話なんだろうな”ということ。今でこそ慣れた様子で話す石川さんですが、当時はやはりためらいがあったようです。
「『あ、いいんだ…!当日に言ってもよかったんだ!』と思いましたね」
Zoomの画面に映る石川さんのほっとした表情。以前の職場は有休を取ることが難しい環境だったと聞いていたため、かつての心配事からすっかり解放されているのがわかりました。
「その日の午前中には病院に行きたかったので、『もしよかったら午後の時間帯が空いているので、この時間帯はどうですか?』とお伺いしたりして調整してもらいました」
子どものことを優先できる“カルチャー”がわかるエピソード。そこで気になるのは、なぜプラスカラーにはこのようなカルチャーがあるのだろう?ということです。
プラスカラーでは“子連れワーク”もOK。赤ちゃんを抱っこしながらオンライン会議をするという光景もめずらしくありません。「同僚に『こんにちは~!』とお話をしたこともあります(笑)」
卒業式の後は「家族でお祝いのご飯を食べに行きたい」
そのなぜ?を紐解くヒントは、会社の創業理由にありました。“出産後も働き続けたい”という創業者の想いから誕生したプラスカラー。子育てをしながら限られた時間の中で働くのは大変なこと。だからこそ、そもそも仕事と子育ての両立ができるような組織や仕組みづくりに創業時から取り組んでいたそうです。
「業務の締め切りに間に合えばいつ働いてもいいので、自分のスケジュールを調整しながら働いています」
会社の成り立ちを考えてみると、“だから安心してママでいられる空気感があるんだ”と納得できるはず。子育て世代に寄り添うカルチャーは、プラスカラーでは“普通”のことと言っても過言ではありません。
「自分の子どもの行事を見ることができないのはやっぱり悲しいし、母の本音としては、『仕事があるから行けない』って言いたくないんですよね」
こうしたママやパパの気持ちも当たり前に受け止めてくれます。インタビューをした卒業式・入学式シーズンのような行事が重なるシーンでも、カルチャーが子育て世代を支えています。
「金曜日に入学説明会があったので、事前に『その日の午後は動けません』とご連絡をしておいて、それに合わせるように水曜日と木曜日にひたすら頑張りました」
石川さんにとって、このカルチャーが働く上で重要な要素になっているのが伝わりました。仕事と子育ての両立をしていると、当たり前のようで難しいのが家族との時間を確保すること。家族との時間を心置きなく過ごせるところも子育て世代にとって“ありがたい”カルチャーとなっているようです。
「卒業式の後とかって、家族でお祝いのご飯を食べに行きたいじゃないですか。だからその日は、式の時間とプラスでご飯の時間も取れるようにして、夕方に少しだけ活動しますと伝えました」
そう聞いて思い浮かんだのは、行事が終わった後の余韻を家族と一緒に楽しむ石川さんの姿。もちろん、仕事の進捗に応じて終日お休みにしても大丈夫。このカルチャーはきっと、子育てをしながら働く人への“リスペクト”の証なのだと思います。
実はライターとしてフリーランスのキャリアをスタートさせた石川さん。現在はその経験を活かしたお仕事にも挑戦中。「今はコラム記事も手がけていて、記事作成もしたりしています」
子どもの成長とともに「仕事量を増やしてもらいました」
子どものことで会社を休まないといけない負い目と、子どもを優先したいのにしてあげられない申し訳なさ。そんな悩みの軽減だけにとどまらないのがプラスカラーのカルチャー。
「ずっと自宅保育で、昼寝の時間が短かったりしてうまく働けなかったのですが、細切れの時間でも仕事ができるっていうところがよかったなって思っています。3歳で幼稚園に入ってからはお仕事をできる時間が増えたので、管理者の方に相談して仕事量を増やしてもらいました」
石川さんはカルチャーに後押しされて、子どもの成長とともに仕事の幅を広げることもできているようです。
「自分が使える時間に合わせて、仕事量を調節してもらえるというところもいいなって思います」
もっと仕事がしたい!と思ったときにも気兼ねなく相談ができるため、出産後のキャリアに対する不安も和らぐはず。働き方には人それぞれの理想がありますが、プラスカラーのワークスタイルを知った今、もっと理想を追い求めてもいいのかもしれません。
仕事を休むか、休まないか?――そんなときに、子どものために“同僚にできるだけ負担をかけずに、心にゆとりを持って休む選択肢を取りたい”。そう願う子育て世代にとって、プラスカラーは働きやすい会社と言えそうです。
#ママライフ「レシピを保存して作っています!」
「夕食の献立をゼロから考えるのは疲れるので、月曜日はお肉、火曜日は魚、水曜日は丼もの…という感じで決めておいて、それに合わせて休日に下ごしらえをします。TikTokで『鶏肉 下味冷凍』とか、『冷凍保存』、『冷凍料理』と検索して、いいなと思ったレシピを保存して作っています!」