西森愛_私がインターンで得たモノ

私がインターンで得たモノ

【私がインターンで得たモノ】失敗をすることで得られた経験と自信。自らの手で未来を変える挑戦

  • 最終更新:2022/06/03

    はじめまして!岡山大学大学院教育学研究科2年の西森愛と申します。私は現在、23卒として就職活動中です。

    就職活動を始めたのは大学院1年生の12月頃。「就職活動」といっても正直、何をどのように進めたらいいのか全く分からず、手探り状態で不安に押しつぶされそうな時もありました。

    そのような中、出会ったのがプラスカラーのインターンシップです。以前より広報に興味を持っていたため「自分の好きをスキルにしたい」という思いからインターンシップへの参加を決意しました。

    そして、そのインターンシップで実務経験を積むことで、働くこと・将来への見方が変わってきました。 インターンシップでどのような業務を行い、どんな学びや変化があったのか。

    私なりの言葉でお伝えできればと思います。この記事を読んで、読者のみなさんの背中を少しでも押すことができれば嬉しいです。

    とにかく考えて、動いた8日間

    インターンシップの業務としては、記事執筆と広報業務の大きく2つです。 特に印象に残っているのは、広報業務です。

    「プラスカラーの会社説明会に5人の参加者を呼び込む」という目標だけを与えられ、その目標を達成するためのアクションプランを自分で考え、実行していきます。

    この業務では、顔もどんな人かも分からない状況でやりとりをする場合が多かったため、難しさを感じました。 私は「自分のリソースを最大限活用すること」と「惹きつけ方」に注力し、とにかく自分で考えたアクションプランを実行しました。前者に関しては、自分のSNSを使うことはもちろん、何かしてみたいと言っていた後輩に直接連絡してみたり、過去にインターンシップをしていた他の団体にプラスカラーのインターンシップを広報したりと、自分がもっているものをフル活用しました。

    後者に関しては、「24卒以降でインターンシップを探している学生」「広告に興味のある学生」とターゲットを絞ってリプライを送り、興味をもってくれた方にはDMで詳しいインターンシップの内容をお送りするようにしました。

    設定の3日間で、目標は達成できませんでしたが「自分で考えて、動き、改善を図り、また実践する」というサイクルを習慣として持つことできたことは大きな収穫だったと感じています。

    社会人の仕事に必要な目標達成の考え方

    このインターンシップを通して、私はもうひとつ大切なことを学びました。それは「社会人としてのマナー」と「目標数字のつくり方」です。 社会人のマナーである、報連相や時間管理等は、人として信頼してもらえる第一歩だと思います。

    成果を出すことは、社会人として求められますが、その前に周りの人から信頼を得られなければ一緒に仕事をしたいと思わないのではないでしょうか。 インターンシップ中は、どんなことに困っていて、どうしようとしているか、といった状況と対応策を伝える、締め切り時間に間に合わないようであれば締め切り時間前に伝えるなど仕事仲間としての関わり方も学ぶことができました。

    これまで目標は「これくらいだろう」となんとなく設定していました。しかし、決められた期限までに目標を達成するには戦略的な動き方が必要になります。 「何人の人にメッセージを送ると何%の人が返信し、そのうち何%の人が興味を持ってくれて、興味を持ってくれた人の何%の人が説明会に参加するのか。

    このように数字目標を立てると目標達成に近づく」とアドバイスをいただきました。 漠然と実践していくのではなく、数値化し、それに対して次のアクションを起こす。という仕事の進め方を体感しました。

    「他者」と「貢献」自分の価値観のキーワードに気づいた

    インターンシップに参加したことで得られた大きな成果、それは「1つの挑戦が次の挑戦を生み出せる」と考えられるようになったことだと思います。 これまで挑戦することにリスクを感じて躊躇することもありました。

    しかし、「インターンシップに参加する」という一歩を踏み出したことで、仕事として広報に関われたり、長期インターンという次のステップに挑戦してみようと思ったり・・・8日間やりきったという経験が自信につながり、一歩踏み出さなければできなかった次のステージにチャレンジできる機会をつかむことができました。

    一方、「自分が関わることで誰かの可能性を広げることができる」ことはインターンシップを経験しても変わりませんでした。私の価値観の中心にあるものを認識できた経験だったと感じています。

    私が声をかけて説明会に参加した人が「インターンシップにも参加してみようと思う」と言ってくれたことがあったのですが、自分の働きかけで誰かの道を示すことができたことは嬉しく、やはり他者・貢献というキーワードが私の構成要素なのだと確信できました。

    インターンシップは失敗を経験する場

    私が言えることは、「インターンシップは失敗できる業務体験」であるということです。もちろん、インターンシップ中も仕事をする上でも失敗は少なく、失敗しないに越したことはありません。

    しかし、人間である以上、どんな人もときには失敗することもあります。その失敗を「失敗してしまった」で終わらせるのではなく、失敗した原因を考え、どう乗り越えていくかを考えることの方に価値があり、インターンシップだからこそできることではないかと思います。

    私もインターンシップ中、失敗したことがありました。しかし、失敗で終わらないのがインターンシップ。「締め切りに間に合わなかったから、まず大枠を決めてその後細かい修正をしよう」「目標達成できなかったから、違う方法を試してみよう」と改善策を考えて実行することができました。

    今は失敗をしてよかったと思います。なぜなら、失敗をしなければ自分でどうにかするという経験ができなかったからです。その全てが経験だと思いますし、失敗を乗り越えることができた経験が今の自信にもつながっています。

    「働く」ということに対して不安や心配を抱えている人は多いのではないのでしょうか。私も全く不安や心配がないという訳ではありませんが、インターンシップ参加前に比べると、その心配は確実に小さくなっています。

    それは、インターンシップに参加するというアクションを自ら起こし、自信に変えることができたからです。みなさんも一歩踏み出して、自信に変えてみませんか?この記事が少しでも心の支えとなれば、幸いです。