私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】インターンは私の知らない「私」との出会いの場

  • 最終更新:2019/09/03

    初めまして。プラスカラーインターン生の近内です。
    現在大学3年生で、つい数ヶ月前に就職活動を始めました!
    就職活動といっても、自己分析をしたり、サマーインターンシップに参加するなどまだまだ駆け出しですし、何よりこの時期は暑さでインターンシップに行くのも一苦労…なんて状態です。
    しかし、私はこの猛暑にも関わらず外出し、インターンシップに来てこの記事を執筆しています。
    「なぜそこまでしてインターンシップに参加するのか?」
    「まだ3年生の夏だし、時間はまだあるのでは?」
    と、読者の皆様は思われたのではないでしょうか?
    今日の私を見たならば、就職活動を始める前の私もそう思うことでしょう。
    そこまでして私がインターンシップに参加する理由は、端的に言うと早い段階から「私が知らない『私』に出会うため」、いわゆる「自己理解を深めるため」です。
    本記事では、そもそもインターンシップとは何なのかということと、それを通して自分の知らない自分と出会った私の実体験をお話ししながら、皆様がインターンシップの参加について考えるきっかけになればと思っております。

    1.自分のことをどれくらい知っている?

    突然ですが、皆様に質問です。
    皆様は自分のことをどれくらい知っていますか?
    「自分のことなのだから、もちろん全部わかるよ!」
    と、思う方もいらっしゃるでしょう。
    しかし、それは思い込みに過ぎません。
    人間の顕在意識と潜在意識は、「氷山の一角」という諺を用いて説明されることがあります。
    この図によると、自分が興味のあることを言語化できる顕在意識はたった3〜10%で、残りの90〜97%は自分のことにも関わらず、自分で言語化できない潜在意識ということがわかります。
    主観だけでなく、客観的な側面からも自分を見ることができてこそ、「自分を知っている」と初めて言えるのではないかと私は考えています。
    インターンシップへの参加は、自分を客観的に分析してくれる人に出会うことができたり、そういう人々と触れ合う中で自身を客観視する力を得るチャンスを与えてくれます。
    私自身もまだ「自分を知っている」とはっきり断言できる状態ではないです!
    本選考までに自分を知り尽くしたいと思いながら、日々インターンシップに参加しています。

    2.そもそもインターンシップって?

    しかし、私のような人ばかりではなく、インターンシップがどのようなものかわからずに踏みとどまってしまっている方もいるのではないでしょうか?
    ここでは、インターンシップが何なのかということと参加することのメリットについての2本立てで、インターンシップの概要について説明します!
    はじめに、インターンシップとは一口に言えば、就労体験です。
    コンテンツは、その企業の業務内容を理解できるような体感型プログラムが用意されていることが多いです。
    また、3ヶ月以上の長期インターンシップでは、本物の業務に近いコンテンツを体験できます。
    企業によっては、実際に社員の営業に同行させてもらえることもあるとか…。
    次にインターンシップに参加する大きなメリットについて述べます。
    インターンシップに参加することでその企業について知ることができたり、本選考の対策をできるといったことが挙げられます。
    しかし、これらよりも遥かに大きい、「自己理解が深まる」というメリットが存在すると私は考えています。
    業務の疑似体験や様々な背景を持つ学生たちとの関係を通して、それまで自分が知り得なかった自分の新しい特技や考え方を得ることができます。
    これが、自分の知らない「自分」との出会いなのです。

    3.インターンシップと私の知らない「私」

    本章では、前章で述べた自分の知らない「自分」との出会いについて、私の実体験をお話ししたいと思います。
    私は、自他共に認める「真面目」であり、与えられたタスクを黙々とこなすことが昔から得意でした。そのため、将来はデスクワークを主とする仕事が向いているのではないかと思い、そのような企業ばかり検索していました。
    しかし、実際にそのような企業の1dayインターンシップに参加した時、自分が思っていたよりも遥かにきつい業務だと気付きました。
    私がやりたい、向いている仕事はこれではないと感じ、早期から業界問わず幅広い職業に触れておこうと様々なインターンシップに参加しています。
    このように様々な業界のインターンシップに参加してみて、私は私が今まで知らなかった「私」に今少しずつ出会い始めています。

    4.迷ったら、怖いと思う方に進もう!

    いかがでしたか。
    以上が、インターンシップとは何かということと、それを通して未知の自分と出会った私の実体験です。
    インターンシップを始める気にはなったけど、時間は無限じゃないし、どれに行こうか迷う…といった皆様!
    自己をよく理解して挑む就職活動をするのと、そうでない就職活動をするのでは、今後の社会人としての人生が大きく変わります。
    自分が向いていると思う企業のインターンシップだけでなく、興味のない業界や職種、初めて名前を聞いた企業など、「よくわからないから怖い」と遠ざけずに時間の許す限りチャレンジしてみてください!そして、自分の知らない「自分」とたくさん出会ってくださいね。