私がインターンをする理由

  • 最終更新:2021/01/20

    こんにちは、聖徳大学文学部文学科3年菅野芙彌香です。最近趣味で集めているお気に入りのかんざしが壊れてしまって、落ち込んだりもするけれど、私は元気です。魔女宅はいい映画ですね。ちなみに私がジブリで一番好きな作品はもののけ姫です。現在22卒で就職活動真っ只中です! と言いつつ、オフラインで、かつ1dayではないインターンシップに参加するのはプラスカラーがはじめてです。就活をはじめたのが2020年10月と、世間一般と比べ遅いスタートを切ってしまいました。そのため遅れているという劣等感もあり、怯えながら就活をしています。今回は私がどれだけ怖がりで、それをどれだけ遺憾無く発揮しているかをお伝えしたいと思います。私のような怖がりな方を少しでも勇気づけられたらなと思います!

    ~就活開始時の自分~

    私の就活開始が遅くなったことには理由があります。それは前述の通り「とにかく怖い」という意識があったから。新型コロナウイルスでwebでのインターンシップが基本となり、主な情報源がインターネットのみである状況。インターネットだけだと情報の信憑性も心配だし、孤独感が強くて心細さを感じます。さらに先のことばかり考えて、どんどん募っていく不安。そのくせ何もしていなかったと後悔して焦り、だからと言って進む勇気が出せないという板挟みで身動きが取れずにいました。他にも怖い理由はたくさんあります。
    さらに就活をはじめたばかりの頃は、そもそも何をしたら良いかわかないという問題もありました。わからないままインターンに参加して良いのだろうか、とエントリーする勇気すらなかったのです。怖いから、勇気が出ないからとインターンシップを先送りにし続けた結果、3年生の夏は何もせず終わっていきました。「さすがにこのままではいけない」と1dayのwebインターンシップを受けるも、自分が働くことに対するビジョンが浮かばずにいました。

    ~インターンシップを知ったきっかけと、更なる悪循環~

    私の大学では授業で就活の話があり、そこでインターンシップの存在を初めて知りました。しかし先生の話を聞いても現実味がなく、参加してもついていけるか不安になってしまったのです。友人と一緒がいい、一人は嫌だと尻込みし、様子見という体で行動せず。その後も行きたいと思いつつ、行きたい気持ちより不安が勝って行動できない日々でした。インターンシップに行かないからと言って、何もしない訳にはいきません。まずは自己分析からはじめようと思い立ち、情報収集や少しでもネタになる過去を思い出しては書き出していく。それが私の出発地点でした。しかし思うようにはいきません。実は私、高校時代は剣道部で精一杯努力していたのですが、引退直後のOB参加稽古でヘルニアになってしまったのです。そのため、大学では剣道を続けることができませんでした。結果自己分析で自信を持って書けることが少ないと気づいてしまったのです。高校時代はあんなに頑張っていたのに、今はパッとしない。自分の強みって何だろう。と、ただでさえ怖がりなのに自信を失ってしまいました。

    ~ようやくインターン参加を決意!勇気を振り絞って提出したエントリーシート~

    そんな最底辺に居た私の目に留まったのが「キミスカ」というスカウトサイト。このスカウトサイトがきっかけとなり、プラスカラーのweb座談会に参加することに。そこで長期インターン生の方のお話や、私の他に参加していた就活生の意識の高さに刺激されました。私にとっては事件とも呼べるこのできごとにより、このままではいけない、失敗してもいいからとにかくやれるだけやろう! と思い、インターンシップに参加することをやっと決意することができたのです。また自己分析を深める意味も込め、自分ができること、自分がやって楽しいと思えることをインターンを通して探したいという思いもありました。しかし体は大きくてもガラスハートな私。エントリーシートを提出するのには大きな勇気が必要でした。あの時の勇気が質量になるのなら、私が2人いても足りないくらい。プレパラートのカバーガラスに匹敵するほど繊細な心が砕ける覚悟で送信ボタンを押したのを覚えています。

    ~自分自身に喝を入れ、いざインターンに参加!~

    えいやと飛び込むつもりで提出したエントリーシート。その合格通知が来た時、正直私は複雑な心境でした。まさに嬉しさ半分不安半分といった気持ち。諸手を挙げて喜ぶことはできませんでした。当然ですよね、インターンに合格したのではなく参加権を得られただけ。やっとスタートラインに立てた状態です。ここからうまくできるのか、不安の種がたくさん芽を出していました。しかし、怖がるばかりでいても仕方ない、失敗してもとにかく全力で頑張るのみだ! と自分自身に改めて喝を入れました。この時が今の私にとって大きな一歩だと思っています。今となっては、怯えてばかりで微動だにしなかった当時の自分を反省しています。
    素直な気持ちを言うと、今もまだたくさんのことを恐れながらこの記事を執筆しているのが本音。それでも前に進む事だけは諦めてはならないと思っています。きっと、私にとって就活とは自分との戦いなのでしょう。いつか一発KOする事を目標に、さまざまな事に挑戦していきたいと思います。

    最初の一歩が誰しも一番難しく、恐ろしいものだと思います。しかし何事も動かないとはじまりません。どんな理由でもいい、どんなきっかけでもいい、何かとりあえず動き出してみてください。1歩目が出せたならきっと2歩目も出せるはずです。