私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】インターンへの参加は不安?やってみないと分からない

  • 最終更新:2021/01/25

    インターン生の鈴木希と申します。学年は3年生で、22年卒として就職活動をしています。私はどこにでもいるような至って普通の大学生です。部活動で全国1位を取った、世界一周をしたといった輝かしいエピソードもありません。とにかく平凡な私は、就活で活かせるような経験や自分の価値が見つけられずにいました。そのため自分に自信を持つことができず、マイナスなことばかり考えて落ち込むという悪循環へ。しかし現在は、プラスカラーのインターン生として経験を積ませていただいています。今回は、私がインターンシップに参加した経緯をお伝えします。もし私と同じような思いを抱き悩んでいる方がいれば、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

    ~分からないことだらけの就職活動~

    私が就職活動をはじめたのは3年生の5月頃です。主にWebでの会社説明会へ参加したり自己分析を行ったりしていました。しかし説明会で企業の話を聞いていても、仕事内容に具体的なイメージを持つことができませんでした。例えば、ある会社の営業は顧客のニーズに合わせて商品を紹介する提案型だ、という情報を手に入れます。もちろん言葉の意味は理解することができますが、それを実際にどう行っているのかが想像できないのです。どれだけの時間をかけてどのような準備を行い商談に向かうのか、社会人の経験がない私には見当もつきません。結局どんな仕事なのか理解が中途半端なまま、私は次々と会社説明会で情報を集めていきました。するとどうなってしまうか。私は気が付けば分からないことだらけになっており、自分のやりたいことまで不透明になっていきました。もはや何から手を付ければよいのか考えられないほど混乱し、そんな状況に陥った自分が情けなくなったのです。

    ~インターンシップとの出会い~

    不安ばかりが募るなか、その解消のきっかけとして私は自己分析をやり直しました。すると、就活を開始したばかりの頃には分からなかった自分の価値観や性格に気づいたのです。やみくもに行ってしまったと反省した情報収集ですが、実は私がどんな人物かをあぶりだしてくれる材料となってくれたのです。情報は集めた後が大事になってくる、という気づきがここでありました。また、性格の適性検査ができる就活サイトも利用しながら自己分析を進めていきました。自分は仕事にどんなやりがいを求めるのか、どんな業界・職種に興味があるのか、少しずつ明らかになっていきます。しかし、ここでもまた問題が発生。自分の長所を裏付ける具体的なエピソードが見つけられないのです。何がやりたいか、は明確化できても、何ができるか、が導き出せずに苦戦します。ですが、長所が一つもない人間はいないはずだ!と自分をなんとか鼓舞していました。プラスカラーという会社がインターンシップを行っていると知ったのは、そんなときです。適性検査を受けた就活サイトがきっかけでした。

    インターンシップ参加への決意~私は変わらなければいけない~

    私が参加したことがあるインターンシップは、夏休みの間の1DAYインターンシップのみ。さらに恥ずかしいことに、夏休み以来インターンシップには参加してきませんでした。志望業界や職種が決まっていない、何もアピールできることも見つかっていない自分。そのような状態では参加する資格はないと思っていたのです。しかし、それではいつまでも成長が見られないと思いました。実力が無いから挑戦しない、というのは私の良くないクセなのです。また、インターンシップは社会人としての自分をイメージできるチャンスではないかとも考えました。そもそも多くの説明会に参加してもその内容に納得がいかなかったのは、現場でどのように社員の方が働いているかが想像できなかったから。インターンシップに参加すれば、情報収集がはかどるかもしれないと思いました。挑戦を恐れる自分を克服する、仕事に対するリアルなイメージを膨らませる、この2つを目標に、インターンシップに参加することを決意しました。

    インターンシップ参加の決定~やりきった自分を想像して、勇気を持って踏み出す~

    インターンシップに参加させていただけることが決まったときは、緊張と期待が入り混じっていました。1DAYのインターンシップしか経験したことがない私にとって、4日間のインターンシップに参加するというのは大きな冒険です。まして自分の長所がまだ見つからず、チャレンジすることにリスクを感じる性格のせいもあり不安がムクムクと広がるばかり。初めて行う業務というものはどんなものなのか、果たして私にこなせるのかということを考えずにはいられませんでした。
    一方で、インターンシップを最後までやりきったときの自分を想像すればまた違った気分になります。仕事を完了させて得た達成感が、私の中で自信を醸成してくれるかもしれない。逆にふがいなさを感じたとしても、悔しい体験は自分を成長させてくれるはず。むしろ、今の私は何が得意・不得意なのかを明らかにできる良い機会ではないでしょうか。未知の世界で何を経験していくのか・・・。不安は尽きませんが、どんな経験も意味のあるものと思えば、新しい世界を覗く力も湧いてくる気がします。

    私はずっとインターンシップに参加する勇気が出ずに、焦りだけが募っていました。私のような人は、きっと他にもいると思います。少しでも挑戦する気持ちがあるなら、それは焦りや不安を払拭するチャンスです。自分は何が持ち味なのかを見つけるヒントも同時に得られるはずです。