私がインターンをする理由

  • 最終更新:2021/04/20

    こんにちは、はじめまして!東京外国語大学言語文化学部3年の橋本実季と申します。ゼミでは観光学を学んでおり22年卒として就職活動をしています。「就職活動中!」と高らかに伝えましたが、私はもともと22年に就職をする予定ではありませんでした。社会情勢に振り回され、葛藤の末このタイミングで今就職活動をしているという訳です。今回はそんな私の経験を少しお話しして、私と同じように不安を抱えている就活生に勇気を与えられたらいいなと思います。

    〜一年間の留学予定が、急遽就職活動スタートへ〜

    ”社会情勢に振り回された結果”とお伝えしましたが、社会情勢というのは皆さんご存じの通りコロナのことです。私は3年生の9月から一年間カナダに留学する予定でした。現地の大学での履修科目の確認や寮・航空券の手配など、これから楽しみなことばかりの留学準備がはじまるはずだったころ、コロナが本格的に流行しはじめ渡航制限がかかりました。「もしかしたら留学できないかもしれない…」そう思った私は、5月頃、念のためマイナビやリクナビといった大手就活サイトに登録することにしました。しかし、一度留学モードになった私の頭はなかなか就職活動モードになりません。この時点では留学を「中止」にしたわけではなく「延期」としていたこともあり、「コロナが収束したら留学できるから」と楽観視。夏は選考のない1Dayインターンシップに参加してみるだけの日々を送り、留学に行けることに期待して数ヶ月を過ごしていました。しかし、コロナは予想以上に広がり続け、現地の大学から留学生受け入れ中止の連絡が入ったのが11月下旬。そこから就職活動を本格的に始めたため、周りよりだいぶ遅れたスタートになりました。焦る気持ちはあったものの、「留学中にじっくりと自分と向き合ってから就職活動をしよう」と自分の中で決めていたこともあり、なかなか熱を入れて取り組めないでいました。

    〜キミスカでのプラスカラーとの出会い〜

    本腰を入れられないまま就職活動を進めていたある日、自己分析ツールを使う目的でキミスカというオファー型のサイトに登録しました。そこでプラスカラーからインターンのスカウトを受けます。限られた人数にしか送ることができないプラチナスカウトだったこともあり、最初に見たときは自分のことを認めてもらえたようでとても嬉しく感じました。しかし、今まで選考のない1Dayインターンしか参加していなかった私にとって、実務の長期インターンは高いハードルでした。1Dayインターンは実際の業務を模したグループワークのため、「学生として」仕事の理解を深める場です。対してプラスカラーの長期インターンは「学生であっても社会に出る覚悟のある方を求めている」との記載がありました。社会人になる前に実務経験を積めるということに興味はあり、絶対に成長できる機会だと分かってはいたのですが「こんな自分にできるのか」という不安から、すぐには行動に移すことができませんでした。

    〜挑戦して変わりたい。その思いが不安に勝った瞬間〜

    成長できる機会だと頭ではわかっていながら、どうしても不安が拭えずに悩んでいたとき、長期インターン生の「インターンシップ公開日報」を見つけました。読んで一番の印象は、「かっこいい」でした。自分と同じ学生のはずなのに、自分とは全然違うと。それでも、何も分からない状態から始めて、チャレンジをしながら目標を立てて生き生きと働いている姿に、自分も挑戦さえすればこんな風にキラキラ働けるのかなと考え方が少しずつ変わってきたのです。自分の背中を押すため、私はプラスカラーのホームページをさらに読み進め、NOZOKIMIの「インターンシップに参加した理由」を見つけます。多くの方の記事にはこんな記載がありました。「今まで就職活動が不安で、面倒な挑戦からも逃げていたけど、思い切ってチャレンジしてみてよかった」と。就職活動をはじめてから、私には周りの学生が「すごい人」に見えていました。でも実際は、みんな抱えている不安は一緒で、挑戦するかしないかで大きく変わるんだと知ることができました。同じゼミに所属している身近な同級生がいたことも大きな刺激となり、私はついにオファーを承諾し、選考に進むことを決意しました。

    〜インターンシップ参加が決定。私のチャレンジが始まる〜

    いざ決意をして選考に臨んだものの、エントリーシートでは今まで取り組んだことのない設問が立ち塞がりました。それは「自分にハッシュタグを10個つける」というものです。これはもう一度自己分析を深める必要があります。自分と向き合うことって実際にやってみるとなぜか疲れませんか?私は今まで面倒を避けてきたこともあって、とても疲れます。それでも、自分はプラスカラーのインターンシップで何がしたいのか考え抜き、時間をかけてエントリーシートを記入しました。そうして取り組んだエントリーシートは無事に通過。面談に進むことができてまずは一安心です。そして面談当日。一通りお話しした後、開始日程が決まってはじめて「あ、合格したんだ」と正直驚きました。泣く泣く留学を諦めてから、なかなか就職活動に前向きになれず不安ばかりが募っていた私でしたが、逃げることなくチャレンジしてみて良かったという思いが初めてこみ上げてきました。経験のないことに挑戦して自分の殻を破りたい。そして挑戦を通して自分のやりたいことや向いていることを改めて考え直したい。私はそう考え、インターンに参加して今記事を執筆しています。挑戦する機会をいただけたプラスカラーにはとても感謝しています。

    就職活動に前向きになれない皆さんへ。まずは自分から一歩を踏み出し、挑戦してみることで世界は広がります。留学が中止になり、就職活動になかなか熱を入れて取り組めなかった私ですが、思い切ってチャレンジすることで今プラスカラーのインターンで自分と向き合う機会を得ることができました。やらない後悔よりやる後悔。これからもっと挑戦を続けていきたいと思います。この記事が就職活動に前向きに取り組めるきっかけになったらとても嬉しいです。