衞藤舞_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

  • 最終更新:2021/11/05

    こんにちは。福岡女学院大学国際キャリア学部に通う衞藤舞と申します。現在3年生で、23年卒として就職活動をしている私は、幼少期から客室乗務員になることを目指していましたが、コロナの影響で客室乗務員以外の職種にも視野を広げるべきだと考え、現在は自分の強みである語学力を活かせる仕事がないかを模索中です。

    コロナ禍では対面でのインターンシップより1dayインターンシップの方が多く、その内容は会社概要や自己分析のやり方などが扱われていることがほとんどで、「社会人として”働く”イメージを掴みたいのに…」と歯痒い思いをしている方も少なくないのではないかと思います。目標としていた夢を今叶えることができない方や、自分が何をしたいのか、何に向いているのかと進むべき道がわからなくなってしまっている方の参考になったら嬉しいです。

    コロナで余儀なくされた進路変更 

    自他共に認める心配性の私がはじめてインターンシップを経験したのは1年生の時。実際に現場に行って仕事を体験した結果、「人と関わる仕事がしたい!国や言語に関係なく様々な人と関わりたい!」というビジョンを持つようになりました。しかし、もうすぐで夢が掴めると思っていた矢先にコロナに見舞われたのです。航空会社は2年連続で採用を見合わせることになり、自分の能力や努力の問題ではなくなってしまいました。はじめは「どんな職業にも就けるチャンスだ!今まで夢に関係ないからと諦めていたことをするのもいいかもしれない!」と前向きに捉え、ありとあらゆる職種を調べていたのですが、選択肢が増えれば増えるほど自分の興味が湧くことは何か、自分が本当は何をしたいのか、どんな職業が向いているのかと、自分のことなのにわからなくなりました。幼い頃から自分の言葉を書き残すことが好きだったため、自己分析は人よりできているはずなのに…。その時私は、今までの自己分析は客室乗務員になるという明確な夢から逆算したものであったということに気づきました。そこで一度原点に戻るため、これまで何気なくやっていた”書くこと”に焦点を当てることにしたのです。

    心に響いたプラスカラーのある言葉

    目標となる夢があった時はそれに向かって一生懸命努力できましたが、プラスカラーのインターンシップに出会うまでの私は目標を失っていて、就職活動の解禁日までに残された時間をただ数え、もう時間がないことに焦る日々を過ごしていました。何かしないといけない、でも何からしたらいいのかわからない。他の就活生はこの状況下でも頑張っているのに、自分は現実から目を背け、社会人になることへの恐怖におびえていました。そうやって将来について迷っていた頃、スカウトメールが届くとある就活アプリからオファーをいただきました。自分の向いている仕事がわからないのならば、自分のことを自分の言葉で表現するだけしておいて、あとの判断は企業側に委ねようと半ば他力本願でアプリの登録をしていたのです。オファーをくださったプラスカラーの「『やりたい』という人が『できる』」という言葉はとても魅力的でした。「自分のやりたいことは”書くこと”。でも、今の自分には書くことを仕事にすることはできないし、それを対価にお金をもらうこともできない」と思っていた私の心に響き、会社説明会に参加することを決めました。

    はじめての挑戦

    それまで闇雲に就職活動をしていましたが、自分が魅力に感じるものを見つけた時のあのキラキラする感覚を久しぶりに覚えました。せっかく興味を持ったからには挑戦しないともったいないと思い、会社説明会後にインターンシップに応募することにしました。長い間ゴールのない道を模索するように歩いていた私にとって、選考書類や選考課題を準備することはそれだけで「自分も就活生なんだ!」と前に進んでいる安心感をもたらしてくれました。

    私の本当の挑戦はここからはじまったと言っても過言ではありません。まずはエントリーシート。これまで練習とはいえ書いたことがあったにも関わらず、緊張して「自分の自慢できるところはどこだろう」「人より優れていなければ目立たないかもしれない」という様々な思いが頭をよぎりました。最も悩んだのは、ピッチ動画の作成です。ピッチ動画というものを知らなかったので、一から調べて自分らしさを表現しましたが、納得のいくものができず、悔しい思いを残したまま選考結果を待つことになりました。

    2文字多かった合格

    多少悔いは残りましたが、久しぶりに「やり切った!」と心から思えたプラスカラーの選考。何度も何度もメールの受信欄を確認し、届いたのは”合格”の文字でした。残念ながら、8日間参加できる本来のインターンシップではなく、4日間のトライアル期間があるインターンシップへの補欠合格という、2文字多い結果ではありましたが、選考に通ることができてほっとしたと同時に、ここへ来てやっと進むべき道に光が差した感覚がしました。

    このプラスカラーの選考をきっかけに、ありのままの自分を表現する勇気を持つことができた今、自分の人生は自分でなんとかしよう!という気持ちが湧いてきました。このインターンシップでは、自分が今持っている力をどれだけ発揮することができて、それが将来の可能性にどうつながるのかということを知りたいと考えています。果たして今の自分は、社会人として働く準備ができているのでしょうか?自分の未来は今行動することで変えることができると信じて挑戦しようと思っています。

    就職活動として何をしたらいいかわからない人は、まずはインターンシップに参加してみることをおすすめします。なぜなら、参加をすることでわかることや気づくこともあると思うからです。その気づきを深堀りすると、きっと自己理解につながるはずです。もし少しでもインターンシップに興味があるのなら、行動あるのみ!その経験を意味のあるものにできると思います。