林龍聖_私がインターンをする理由

私がインターンをする理由

【私がインターンをする理由】考えるのは後。行動することが成長につながると信じて

  • 最終更新:2021/12/30

    はじめまして、長崎国際大学人間社会学部3年生の林龍聖です。23年新卒として就職活動を行っています。私は周囲よりも遅れた3年生の9月中旬から就職活動をはじめました。一つだけお願いがあります。この記事を読んで、「就職活動は遅くにはじめても結局なんとかなる」と感じてもらいたくありません。これまで思い立っても面倒くさがって行動に移すことをためらい、何度もインターンシップに参加する前に辞退していた私が、プラスカラーとどのように出会い、なぜインターンシップに参加することを決意したのかについてご紹介したいと思います。この記事をきっかけとして、「行動すること」がいかに大切であるかに気づき、就職活動に前向きな気持ちで取り組んでくださる方が増えると嬉しいです。

    就職活動に出遅れるも謎の安心感。その後襲ってきた不安

    私は3年生の9月中旬から就職活動をはじめましたが、今振り返ると後悔しかありません。なぜその時期まではじめなかったのかを考えると、「年が明けてからはじめてもどうにかなるでしょ」「自己分析?インターン?面倒くさいな」といった感情ばかりがありました。それに加えて、私の周りの同級生たちに就職活動をしている気配が全くなく、大学内で就職活動について会話をしたことすらありませんでした。そのような環境の中で、私は甘い考えばかりを自分の都合のいい理由にして、就職活動を後回しにしていました。しかし夏休み明けに、ゼミで内定をもらったという同級生の声を聞きました。私の頭の中が焦りと不安で真っ白になったことは言うまでもありません。周囲は口に出していなかっただけで地道に就職活動をしていたことにようやく気づくことができました。そこから私は就活アプリに登録したり、自己分析を進めてみたりしましたが、大学時代の経験と言えばアルバイトしかなかったため、思うように進めることができませんでした。少しでも自分の強みになるようにと、実際の業務を体験することができる実践型のインターンシップを探すようになったのはそうした理由からでした。

    プラスカラーとの出会い

    実践型インターンシップを探すにあたって私には問題がありました。それは、気になる業界も職種もない上に、挑戦する気持ちもなかったことです。まだ業種まで絞れていなくてもいい時期ではあったものの、様々な企業を知り、自分に合った業種を見つける必要があったにも関わらず、私は就活アプリでインターンシップを探していても「何か違う気がする」「きつそうだな」という考えが浮かび、エントリーすることができていませんでした。

    そのタイミングで知ったのが逆オファー型の就活アプリです。逆オファーという言葉が、業界や職種を絞ることのできない私にとって合っているのではないかと思い登録しました。そのアプリでプラスカラーからスカウトのメールをもらいました。はじめはためらったのですが、このままでは何も変わらないと自分を鼓舞して承認しました。ホームページを見ると、実践型インターンシップの開催や、場所と時間にとらわれない働き方をしていることに興味を持ち、会社説明会に参加しました。説明会に参加してみると、SNSマーケティングや広報の業務を実際に体験することができると知り、さらに実務経験が完全オンラインで体験できるところを探していたため、ますます興味が湧いてきました。

    選考!?全てが初体験

    インターンシップの参加を決意しましたが、”選考”という二文字に私は「やめておこうかな」という考えが頭をよぎりました。これまでインターンシップに参加したこともなければ、エントリーシートやガクチカをまともに書いた経験さえもなかったからです。しかし、そんな私にも興味を持ってくださる方がいることをスカウトから知り、今回が自分の甘えた気持ちを変えるラストチャンスだと感じたので、挑戦しよう!と心を入れ替えました。

    選考内容はエントリーシートと5分ピッチ動画でした。私は5分ピッチ動画という文字を見て、「何をどうすればいいのだろう」という不安を感じると共に、何としてでも合格してインターンシップに参加したいと強く思うようになりました。それからエントリーシートを何度も添削しながら書き、動画の原稿を作り、スライドを作成し、撮影をはじめました。そして、納得がいくまで4回ほど撮り直しをして完成させた動画とエントリーシートを提出しました。はじめての選考でわからないところもありましたが、自分で考えて行動し、挑戦した経験は、選考が不合格であったとしても今後の就職活動の際に自分の強みにすることができると考えながら選考結果を待ちました。 

    なんとなくの就職活動に終止符。合格をきっかけに目標ができる

    今回がはじめての選考で、選考結果が届くまでの間は不安と期待で常に緊張していました。いざ選考結果を見ると、「補欠合格」という文字がありました。補欠合格がどのような意味なのかわからず、ネットで調べたことを覚えています。喜び半分、疑問半分のままメールの続きを確認すると、参加できることを知りました。その瞬間、疑問は消えていき「合格に変わりはない」とポジティブにとらえて、インターンシップの初日が待ち遠しくなりました。

    選考を通して、これまでの就職活動はただ就活アプリに登録しているだけ、なんとなく自己分析しているだけで、就職活動をしている気になっていただけだったということがわかりました。目標もなく就職活動をしてきましたが、インターンシップの参加が決まり、私はSNSマーケティング力と構成が整った文章を書く力を身につけることを目標に立て、達成しようと思っています。今回の選考があるインターンへシップへの挑戦は、以前の面倒くさがりでやる気のなかった私からは考えることのできない、一つの大きな成長だと感じています。挑戦する気持ちと行動力の大切さを忘れることなく今後も成長していきます。

    以前の私のように「まだ大丈夫」「面倒くさい」「自分に自信がない」などでインターンシップへの参加を悩んでいる方には、「考える前に行動すること。行動しないで後悔することは多いけれど、行動して後悔することはほとんどない。行動することでなんらかの学びを得ることができるため、その学びを活かしたら成長することができる。チャンスは自ら掴みにいく」という言葉を贈りたいと思います。就職活動を前向きに、後悔のないように進めてほしいです。