育児休業制度
情報確認日:2026年7月17日
育児休業とは、原則1歳未満のこどもを養育するために一定期間会社を休める制度です。 育児休業の申出は、それにより一定期間労働者の労務提供義務を消滅させる意思表示です。仮に、お勤め先の就業規則に育児休業に関する規定がなくても、法律に基づき育児休業を取得することができ、会社側は休業の申出を拒めません(出典:厚生労働省)。 近年は女性だけでなく男性の取得も進み、夫婦で育児を分担する働き方も広がっています。一方で、取得しやすさや復職後の働きやすさは企業によって違いがあるため、制度の有無だけでなく運用実態も確認することが大切です。
育児休業制度とは?
- ひとことで言うと
- 子どもの養育のために、一定期間仕事を休みながら育児に専念できる制度です。
- 対象となる人
- ・原則として1歳未満の子どもを養育する労働者
・一定の条件を満たす有期雇用労働者
・男女ともに取得可能 - 主な利用条件
- ・子どもが1歳になるまで取得可能
・保育所に入れないなど一定の条件を満たす場合は延長可能
・雇用保険など法令上の要件を満たすこと
制度の対象者や申請方法、利用条件は企業によって異なります。最新情報は各企業の公式情報をご確認ください。
子育て・仕事との両立に役立つ場面
育児休業制度は、出産直後の育児負担を軽減するだけでなく、復職後の働き方を考える時間を確保できる点も大きな特徴です。
例えば、夫婦で取得時期を調整したり、育児短時間勤務制度やリモートワーク制度と組み合わせたりすることで、家庭の状況に合わせた働き方を選択しやすくなります。
企業選びで確認したいポイント
・女性・男性それぞれの育児休業取得率
・復職率や定着率
・育児休業後のキャリア支援制度
・時短勤務やフレックスタイム制度との併用可否
・管理職・男性社員の取得実績
・上司やチームの理解・サポート体制
・復職前後の面談やフォロー制度
メリット・注意点
メリット・活用しやすい場面
・子どもとの時間をしっかり確保できる
・出産・育児による離職を防ぎやすい
・復職後もキャリアを継続しやすい
・家族で育児を分担しやすくなる
利用前に確認しておきたいポイント
・申請期限や手続きを事前に確認する
・給付金や社会保険の取り扱いを理解しておく
・復職後の働き方を上司と相談しておく
・引継ぎやチーム内の役割分担を整理しておく
NOZOKIMI独自評価
編集部の取材・確認内容をもとにした独自評価です。評価の考え方はページ末尾の「記事情報・編集ポリシー」をご確認ください。
参考・出典
制度概要は、以下の公的機関・公式サイトが公開している情報を参考に作成しています。
- 厚生労働省「育児休業制度特設サイト|育児休業」 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/ikuji/childcare/
- 厚生労働省「育児・介護休業法について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html
- 厚生労働省「育児・介護休業法のあらまし」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/000103504.html
- e-Gov法令検索「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=403AC0000000076
- 厚生労働省「育児休業等給付について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135090_00001.html
- 日本年金機構「育児休業等を取得し、保険料の免除を受けようとするとき」 https://www.nenkin.go.jp/shinsei/kounen/tekiyo/menjo/20140403-01.html
- 全国健康保険協会「健康保険制度の概要|費用の負担」 https://www.kyoukaikenpo.or.jp/about/business/overview/001/index.html